父と歩く道
18歳で免許をとり、車に乗るようになった私。
定期的に父の所を訪ねるようにしている。
昔から口数は少なく、
自分の意見はあまり言わない。
だから、娘のこともあまり言わない。
私が10歳の頃から離れて暮らすようになった父。
それでも愛情は注いでくれていて、
そんな父を私も好きでいる。
昨年の春、父にフィルムカメラを始めたことを報告すると、突然押し入れを探し、約30年前のカメラを出してきた。さすがに保管状況が良くなかったからか、カメラは起動しなかったけど、ストロボは使えた。
「いいよ、それ持って帰って」
父がカメラが趣味だったなんて知らなかった。
大好きな父と同じ趣味を持てることが嬉しかった。
そこからというもの、お休みが合えば一緒にお散歩へ出掛けている。
海、川、山。ドライブがてらいろんな場所へ。
春は桜を撮り、夏は海へ行く。
秋は紅葉を撮り、冬はドライブ。
いつか、親孝行させてね☺︎
そんな父は、数年、地元サッカーチームの
サポーターをしており、
どんどん強くなる彼らの試合を楽しみに
現役で働いています🛠️