2いつでも動けるカラダつくり(⑤未来へのイメージできていますか?)
⑤未来へのイメージできていますか?
20代 30代 40代 50代…
それぞれライフステージ毎に
ヒトは大きな変化を迎えます。
からだの変化、ホルモンの変化、社会的な変化など変化は多岐に渡りますね。
未来のイメージと問われて
皆さんは何をイメージされるでしょうか?
例えば
「会社を興したい!」
「こどもが欲しい!」
「作家になりたい!」
「外国に住みたい!」
「音楽の勉強をもう一度したい!」etc
将来(未来)への具体的な願望を
イメージされている方は少なくないはずです。
未来のイメージを「成長」とか「夢」などと考えると、ポジティブなこととして想像される方が多いとおもいます。
では逆に20代のいわゆる若い時に、
未来のイメージを
「体の機能低下」とか「加齢」などと捉える人はどれくらいいるでしょう?
外見にこだわりのある人や、極端に老いを恐れる人もいるかもしれませんね。
ただ自分のカラダが
どんな経緯を辿って老いていくかという
イメージを持っている人は少ないと思います。
(私も20代はそうでした)
大抵の人は、目に見える肌の衰えや
体力気力の低下を、身をもって感じたときに
はじめて
「この先どうなってしまうの?私の体とこころ?」
と考えてみたりするわけです。
そして身近なモデル、例えば兄弟や両親、
会社の先輩などの姿と照らし合わせて
あぁこんな感じになるのね…とイメージしたりすると思います。
加齢を「自分がどのように衰えていくか」
と考えるとイメージすると「~できない」が増えます。
これってなかにしんどい事ですよね。
そして歳を取る事が恐怖になります。
人は生まれた瞬間から死に向かい、
一定の成長のピークを迎えると
そこから先は必ず下降します。
下降のスピードや角度は人それぞれ。
もちろん体の機能も必ず衰える。
そんなとき
「今の自分のカラダ・置かれている環境の中で最大限できることはなにか?」
と考えてみてはいかがでしょう?
人によっては自分は健康でも、
育児や介護をして人のために
たくさんの時間を使っている方もいます。
病気と闘っている人もいるでしょう。
ですから今の自分の状態で最大限で充分です。
そして更にこれから来るべき
体の変化を前もって知っておくと、
よりイメージがつきやすいと思います。
そのためには自分と周りをよくみて把握し
改善すべきことがあればする。
これから起こるカラダの変化を学んでおく。
ただやみくもに加齢を恐れ、嘆くのではなく
ザックリと年代ごとに変化のイメージを持つ。
この「ザックリイメージ」ができて
日々更新されていくと
「あれをすればよかった」
「あの時あれをやめておけばよかった」
と過去への後悔を積み重ねて歳を重ねていく「加齢」ではなく、
未来のイメージへスタートを切った「加齢」に変化していくのではないかと思います。
遠い未来の事ではなく、一年後、半年後でもいいですね☺️
あなたは、どんな「あなた」になりたいですか?
そしてそしてそれを達成するための
カラダと心の準備をもう初めていますか?