心の重い日
今日というか、正しくは昨日からか。
私には、定期的にずーんと心が重くなる日がやってくる。
妹の自死から、今まで以上に頻繁に、そしてちょっとした出来事がきっかけでこれはやってくる。今回のはなかなか厄介だな。昨日からなのに、まだ抜けない。
家族(主に両親)の方針であまり公表しないことになっていて、私も親しい人を除いてはあまり言わないことにしていた。
でもそうすると、この話題を口にできる人はかなり限られてくる。悲しいのは当然だけど、我が子を亡くしてしまった両親の姿を見ると、自分はあまり堂々と悲しめないことに気付いた。
誰かに「悲しむな」と言われたわけではない。けれども本能的に、両親を守らなければ、という方向に考えてしまう。なるべく明るく振る舞って、なるべく元気なふりをして、孫の写真を送ったり、電話で話を聞いたり。
なんというか、サポート役に回っているような感じ。
こういうとき、サポート役の人は、どこに弱音を吐けばいいのだろうか。
そして思い出す。
両親に言いにくいことは、いつも妹に話していたんだって。
でももうその妹はいないんだってことに。
なかなか自分の気持ちがコントロールできなくて、つらい。
時間が経てば楽になるって本当なのかな。
いまはまだ分からない。