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子どものオタク力を育てよう!


はじめに


「オタク」と言う言葉、昔と今じゃ大分ニュアンスが変化してきたと思います。

昔は、「オタク」という言葉には、社会性が欠如している・対人コミュニケーションが不得意な人等、否定的な意味合いを持つ言葉として使用されることが多かったです。

その後、インターネットの普及やアニメや漫画、ゲーム、アイドルの社会的地位の向上によりおたくへの悪い印象は薄れ、現在では単なる「ファンやマニア」と同じ意味で使われることも多いです。

また、昔はテレビだけでの情報でしたが、インターネットの普及でより多様な情報を得やすくなり、より自分の好きを探しやすくなったし、またSNSにより、その「好き」を共有できる人とも出会いやすくなりました。

多様な情報で溢れ、一人ひとりの好きなことも多様化・細分化してきたので、「人と違うことも」も受け入れやすくなったと思います。

子どもを見ていても、オタクの子が増えてきて、とってもいいなあと思います!将来の稼ぐ力につながったオタク最強事例も出して、子どものオタク力を育てるお伝えしたいと思います。

オタク力のいいところ


①生きがいがある

好きなことを追い求める、好きなことをするためにがんばる。

これこそ、人生の目標だと思います。

大好きなものがある人の目は、いつも輝いてます。

オタク力とは、人生を豊かに楽しめる力なのです。

②周りの目を気にせず生きられる


オタク力のある子って、独自性があると思います。

周囲にどう思われようと、周りにあまり合わせないイメージです。

けど、その独自性こそ、突き抜けると、オリジナリティーになりますし、

突き抜けたからこそ、真の仲間もできると思うのです。

③知識の輪が自然に広がる


大好きなものを突き詰めていくことは、その周辺の知識も自然と勉強することになります。

オタク力のある子に、博識の子が多いのはそのためだと思います。

目標(好きなこと)のために学ぶという姿勢、目標に向かう段取りも、日ごろから体験しているので、テストにも強いです。

最強オタク力、2例


①スーツさん
https://www.youtube.com/channel/UCxBR2bnAFAavDHpHtQrTA9Q
youtuberのスーツさんです。鉄道オタクです。鉄道系YouTuberの第一人者です。

小さい頃から鉄道が好きで、学生の時も少しでも多く旅費を確保するために、制服で鉄道旅行を続け、大学生になってからは、大学で寝泊り笑。入学式のために購入したスーツで生活をしていたそうです!

このハングリー精神!!

親御さんも、「あなたは荒波に揉まれて乗り越えて行った方がよい」と選択肢を与える。自由にさせる。そのためのお金を用意する。という教育だったそうですよ。

今では、観光列車アドバイザー、観光誘致株式会社取締役になっています。

②メモ少年
https://www.youtube.com/@Memo_Boy
お笑い芸人のロバートが好きな青年です。ロバートの秋山さん近づきたい一身で、テレビ局に就職。ディレクターとなり、ロバートと番組を制作するまでに至りました。

メモ青年は、小・中・高・大と学生時代、青春の全てをロバートに捧げ、ほぼ全てのライブに小さい頃から全国を駆け回り、ネタを全てメモを取る。秋山さんよりも、ネタを記憶しているらしいです!笑

親御さんの助けも大いにあったからこそできたと思います。

そんな少年が秋山さんの目に留まり、メモ少年と命名されました。

ロバートのマネージャーになるため進学校を目指し猛勉強したり、大学の学園祭の実行委員となって、ロバート単独ライブを大成功させたり…その行動力と実現する力はすごいです!

子どものオタク力をつけるには?


①オフの時間を作る


子どもが自由に自分の好きなことをできる日を作ります。みなさんも、小さい頃、無意識にやっていた楽しい遊び。興味を持っていたことありませんか?

この時間にしていたことが、きっと大人になってから、原石になります。大人にとってはくだらないと思うことでも、本人が夢中になっていることを思う存分する時間を確保しましょう。

②やりたいことに口出ししない


好きなことをしている時に、あれこれ口出しをしません。

ある、銃のゲームが好きな子がいました。保護者は、殺し合いをするゲームは教育上よくないのではと心配していましたが、その子は、そのゲームから、英語の単語も覚えましたし、戦争にも関心を持ち、世界史にも興味を持ち始めました。

もちろん、子どもにとって害のあることはありますが、大きな目で、子どもを見守る姿勢が大切だと思います。

③やりたいことにお金をかける


子どもが「したい」「学びたい」ということに、お金をかける。

メモ少年の親御さんは、たくさんロバートの劇場に一緒に足を運んだでしょう。

スーツさんの親御さんも「身の回りで必要なものと、自分が欲しいものを考えて買いなさい」と年齢×500円のお小遣いを与えていたそうです。

子どもの興味への投資。リターンも大きいのではないでしょうか?

おわりに


親は、だんだんと子どもの考えていることを全て把握できなくなります。

当たり前ですが、これがなかなか理解できず、ずっと口を出してしまったり、自分と違う行動を理解できなかったり・・・

早いうちに、わが子であるけれども、わたしではないという意識を持ち

子どもも一人の人間として、見守りたいですね!!!

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