結果が出る!「産後ケアと腰椎すべり症」セミナー(TerraceJ治療協会主催)のご案内
はじめに(なぜ産後ケアが大事なのか)
医師、看護師、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師、セラピストなど、産前・産後ケアやウィメンズヘルスにご興味あるすべての方へ。
妊娠・出産を機にカラダの不調を感じる女性は半数以上。なかでも「腰・骨盤帯の痛み」「カラダの歪みや姿勢の崩れ」は生活の質を落とし、慢性的な不調・障害につながります。その代表的なものが「腰椎すべり症」。
今回のセミナーでは、産前産後におけるカラダの構造変化と腰椎すべり症の発症メカニズムの関連を解説。その発症を防ぐカラダづくりの考え方と実践的な方法をご紹介します。
セミナーの内容
妊娠・出産と腰椎すべり症の関連
腰椎すべり症は中高年(おもに40〜50歳代)の女性に多い疾患。腰椎が前後にズレて腰椎の椎間板の損傷や関節・靭帯の緩み、椎間関節の変性などを生じます。
症状は間欠性跛行、馬尾症状(肛門周囲のしびれ、両足の麻痺など)、腰痛増悪など。さらに進行すると排尿・排便障害(尿もれや排尿・排便困難)を招きます。体重増や出産がリスクの1つとして影響していると考えられています。
産前産後にカラダの痛みや機能障害を起こす原因は3つあります。
☑ホルモン分泌の変化による靭帯のゆるみや関節適合性、筋出力への影響
☑妊娠・出産に伴う身体構造の変化(腹部組織の伸長、骨盤底筋群のダメージなど)による腹腔内圧機能の低下
☑重心バランスの変化による下位腰椎への圧縮負荷の増大
こうした影響で将来の「腰痛すべり症」のリスクが高まります。
セラピストの介入ポイント
産後の腰・骨盤帯の痛みを解消し、将来の腰椎すべり症のリスクを抑えるために、セラピストが介入するポイントはこちら。
○骨盤底筋群をふくむ腹腔内圧機能の改善
○姿勢・重心バランスの改善
○産後の回復を助けるセルフケアの指導
解剖学や運動学、生理学にもとづき産後のカラダの機能回復をスムーズに進めていきましょう。
むすびに
妊娠・出産は新たな命を生み出す奇跡のイベント。その一方で、適切なケアをしておかないと心身の健康を害したり、長引く不調に悩まされたりしてしまいます。
そして何より、ママの健康は生まれた赤ちゃんの幸せ。
セラピストは整体施術や筋再教育エクササイズ、セルフケア指導を通して産前産後ケアやウィメンズヘルスに貢献できます。
そのために産前産後における身体の構造変化と健康被害につながるメカニズムを理解。そしてそれを防ぐための適切な対処法を身につけましょう。
ぜひ今回のセミナーへご参加ください。
セミナー開催の概要
○日時:2021年10月17日(日)10時〜13時
○講師:酒井 隼(株式会社Terrace J代表、理学療法士、身体重心評論家)
○方法:オンライン(Zoom)
○受講料:非会員10,000-、会員5,000-
セミナーの詳しい情報とお申込みはこちら↓
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