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【進路選択・キャリアデザイン】わたしが「理学療法士」を目指したきっかけ

“人と関わる仕事がしたい”
“困っている人の力になりたい”
“医療・介護職につきたい”
“人の体のことに興味がある”と思っている方へオススメしたいお仕事のお話です。

いま就職や働き方を探している方へ読んでいただき、進路を考えるきっかけになれば幸いです。

また一度は理学療法士として就職した後でも、自分のあり方、働き方の原点に立ち返るきっかけにしていただいてもうれしいです。

私が「理学療法士」を志したきっかけは3つあります。

①【興味関心の分野】

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思い出せる限り、物心ついたころから人の「身体の動き」に興味がありました。

病気がちだったのを心配されて始めた水泳や、友だちと夢中になっていたサッカー、父の影響ではじめた野球。そんなスポーツや運動を体験するなかで、“どうすれば効率よく動けるか、いいパフォーマンスをできるか”を探求していました。

またスポーツを観戦するのにものめり込んでいました(当時は野球の巨人戦が主)。テレビに映されるトップアスリートの躍動に目を光らせては、次に自分も真似してみたり、よくやっていましたね。

そんな興味関心に従って、高校生で進路を考えているころに出会ったのが理学療法士という資格。とくにスポーツ領域での働きを見たのがきっかけだったので、「これだ!」とピンときました。

②【人、社会との関わり】

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同居していた祖母の晩年を目にして、幼いながらどうにか力になりたいと思った記憶があります。

筋肉が固くなり、関節の自由がせばまることで身体を動かしづらくなっていく拘縮(こうしゅく)。また入居していた施設へ面会に行くたび、すごく自宅に帰りたがっていました。“なんで?どうにかならないの?”と思って悲しくなった覚えがあります。

また所属していた部活動(野球部)のなかでチームメイトがケガに見舞われ、諦めていくのを目にするのも心苦しかった。もちろん自分自身のケガもあって、プレーできないのは歯がゆい。

こうして身体の痛みやケガで望む生活や将来を諦めてしまうことに対してすごくストレスを感じていたのだと思います。そんな人たちの助けになる、力になれるような働きをしたいと志すようになりました。

③【自分の得意を活かす働き方】

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理学療法士としての仕事は多岐にわたります。医療、介護、福祉の現場。病気やケガの発症から身体機能の回復、日常生活への復帰、予防。研究、行政、装具開発、起業などなど…

その中で自分の得意な(しっくりくる)やり方で人を活かす、輝かせる関わり方ができます。直接目の前の患者さんと向き合うのか、真理を追求して研究するのか、行政や関係多職種と協力してしくみから変えるのか。

自分が得意とするやり方であるほど、苦手なことでもがくよりも、より大きな成果を出せるようになります。

その結果、「すごい!やった!」と喜んでくれる人がいる。そのパッと広がる笑顔と、自身の確かな手ごたえが何よりの報酬です。

むすびに

ストレッチ、二人

以上、私が理学療法士を志したきっかけは、
①自身の興味関心のおもむく分野を選んだ
②子どもながら人や社会との関わりの中で使命感をもった
③自分の得意を活かすことで人が喜んでくれる働き方ができる
ことにまとめられます。

あなたの好きなこと(興味関心)や得意なこと、社会に対してどうにかしたいと思うことは何ですか?

「好きなこと」「得意なこと」「社会から求められること」の重なるところで働くほど、仕事への充実感や満足感が高まり、経済的にも恵まれることでしょう。

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