ひとりで生活していく
プロフィールにもある通り、私は独身です。
独身ですが、孤独を感じたことは無いです。
そこには友人や知人のコミュニティがあるからだと思っています。
『遠くの親戚より近くの他人』という言葉がある通り、何かあれば近くに信頼できる(信じて頼れる)人がいればそれで十分だと自分がコロナに罹患した時に身をもって感じました。
誰しもが将来の不安を思うことは一度はあるかと思います。
私の親も「何かあった時に近くに頼れる人がいた方がいい」と言ってくることもしばしば。
ただ、近くに頼れる人がいるというのは色んな意味があると私は思います。
結婚しているしていないにも関わらず、パートナーがいたとて
100%頼れるかというと私はそうは思いません
私は血縁関係があろうとなかろうと、人間の個体としては1人なので『助けてもらえたらラッキー』ぐらいの感覚でいます。
人は年老いますし、感情も変わりますし、人間関係だってどんなタイミングで変わるか予想はつきません。
なので、世の中には『不変なもの』は無いと私は思います。
変わりゆく時代の中で、自分がどうやって生きていくかを考えた時に
『生きがい』を持っていた方が同じ1日を過ごす中でも楽しく人生を過ごすことができるのではないかと考えて、起業(自営)を視野に入れています。
このご時世、ずっと雇用が続くとも限りません。
フィジカルな仕事(体をメインに使う仕事)は、歳を取るごとに継続していくことは厳しくなっていきます。
座り仕事(文化系やクリエイティブな仕事)はある程度長く続けられますが、AIやデジタル化が進んでいくと、よっぽど優秀な人材でなければ人員が不要になっていく傾向にあります。
仕事がなくなると、自分の交友関係やコミュニティは狭まる一方です。
医療系のベンチャーにいた頃、老人ホームの内情など看護師さんや相談員さんなどから聞いたことがありますが、ある意味保育園のようなシステムで決まった時間に送迎し、レクリエーションを行い、決まった時間に帰宅するとう決まったルーティーンの中で生活をするというのがある意味理にかなっているのだろうと思いました。
何も予定がなく、ぼーっとしていたら一日があっという間に過ぎてしまい、人間としての色んな機能が衰えていく一方です。
そうしたら孤独死まっしぐらですね。
あまり先のことを案じても仕方がないので向こう十年くらいのプランや目標を持って生活して、都度方向修正しながら日々楽しく過ごすのが一番。
こうやって一人で生きていく覚悟を決めると案外楽なもんで、あとは両親の世話が必要になった時にまたどうするかなど腹づもりをしておけばいい。