#未来のチームの作り方福岡・飲み会 イベントレポ Part1
会場いっぱいに響く歓談の声、藤村さん、鳥井さん、平山さんを囲む参加者の皆さんの笑顔。つい二日前には人数が集まらなかったらどうしようと悩んでいたのが嘘のよう。この景色をずっと観ていたい。そう思いながら一人カウンター前の椅子に座り、ぼんやりとこの2か月の慌ただしさを振り返った。
8月10日 #未来のチームの作り方 新刊発売記念トークイベント
8月10日の「未来のチームの作り方」新刊発売記念トークイベントでは、著者の藤村さんだけでなく、株式会社Waseiの鳥井さん、共にWaseiSalonで活動している平山さんのお三方がゲストとして登場。アルコールでちょっといい感じになったモデレーターの池松さんが少しイジワルな鋭い質問でたたみかけながらグイグイと本音を引き出していく。その言葉に呼応するように、それぞれの意見がテンポ良く重なっていった。働くということに対し、これほどまでに熱意をもって語り合う場は今までに経験がない。ただ、そこで私は自分から進んで手を挙げて質問できるような度胸はなく、皆さんの話を頷きながらただ聞くのが精いっぱいだった。
チームとしての働き方、理想の働き方や生き方の理念、そして会社の中だけでなく、外で自分を解放でき、少し背伸びをしながら向上し合える場所が大事といったお話は、響く部分に違いはあれど、参加者それぞれの心を打つものだった。
イベント最後の時間を利用した交流会で、私は意を決して藤村さんに質問した。その時に、私に掛けられた言葉がとても温かかったこと、私一人に向けてきちんと答えてくれたその誠実さ、優しさに心を打たれたのだった。
もっと話を聞きたかった、自分から話してみたかった。人見知りせずその場で会話を楽しめるタイプの人であれば、物怖じせず言葉がすんなり出てくるんだろう。でも私のように大勢の中では聞き役に回ってしまい、なかなか言葉を発することができないタイプの人もいる。もう少し時間があり、打ち解けてくると言葉が出やすくなる。そんな人のためにも誰もがじっくりと話すことのできる場があったらいいのになという思いが心をよぎった。
それから約2か月後、まさか自分がゲストのお三方をお招きするイベントを企画し、主催する側に回るなんて誰が考えただろうか。おそらく私自身が一番驚いている。
#あの夏の日をもう一度 11月30日㈯ #未来のチームの作り方福岡・飲み会
11月30日㈯福岡市内 カンティーナ赤坂で「未来のチームの作り方福岡・飲み会」が開催された。いや、開催した。
そのために10月から準備を始め、polcaでお三方の飛行機代を支援していただくところから始まった。当然のことながら、都内でイベントを開くのと違い、地方でゲストをお招きするというのは予算面におけるハードルが高い。せめて飛行機代だけでも何とかできたらとの思いをnote酒場で直接会えた方やnoteの文章で伝えることにした。
支援することはあっても、polcaで支援を募る側に回るとは露ほども思っておらず、使い方もお願いの仕方も分からないところから始まった。
そのpolcaでたくさんの方に支えられ目標額を達成。さらに本来の飛行機代が賄えるところまで引き続き頑張っていった。8月のイベントに参加した方やnoteでつながっている方、note酒場で直接お話しできた方、私のことは恐らく知らないであろうWaseiSalonの方々、北海道、関東、関西、はたまた海外のnoterからもご支援を頂き、開催のめどが立ったのだった。
一口あたりの金額も他と比べると高めの設定。集まらない場合はイベント自体キャンセルになってしまう。それ自体は当然のことだが、私はお三方に向け、必ず集めますと啖呵を切った。本当の意味で覚悟が決まった瞬間だった。
こだわりの理由1 5時間入退場自由
当日のスケジュールは夕方16時30分から21時過ぎまでの約5時間という長丁場。実はこれには理由があった。
まず、平山さんが当日夕方福岡入りの最終便帰りというロックスター並みのスケジュール。少しでも長く話せるようにと考え、当初考えていた19時開始を繰り上げてみた。
ありがたいことにゲストお三方は少し早めに会場入りしていただけるとのことだったため、なるべく早くセッティングを済ませなければと、大急ぎで料理をお皿に並べていった。
こだわりの理由2 本搾りと午後ティー
また平山さんのことは某ドリンクメーカーと会社名は伏せていたものの、どうしても感謝の意味を込めて某ドリンク縛りで行きたい。
本搾りと午後ティー、生茶で揃えてみた。商品が出来上がるまでのお話や、商品にかける思いについてもいっぱい話を聞きたい。本搾りは季節限定のフレーバーも準備できた。平山さんは「俺も今日初めて飲むー!」と歓声を上げて喜んでくださり、そのほころんだ顔を見て私自身も満足。
衝撃の自己紹介
全員で15秒自己紹介を行った際、鳥井さんは「藤村さんや平山さんのバーターで来ました」なんて話し始め、ええっ、そんな訳ないと心の底で思っていたところ、何と「福岡でのご縁もできて、来年あたり数か月福岡に住んでみようと思っている」との爆弾発言があり、会場全体がどよめき、思わず黄色い声も上がる事態に。この場で発表していただけたこと、またに旅のような暮らしの最初の場所に福岡を選んでいただけたという事実。感謝の気持ちと共に涙がこみ上げてきた。でもまだ泣いちゃいけないんだ。こんな素敵なことができてしまうなんて、鳥井さんの粋な計らい、流石です。
鳥井さんがブログにも上げていらしたので、もう公に発表してもいいかな?
ふぅ、いくら書いても全然進みませんね。今日はこの辺りで次回Part2に続く。