いつかちいさな輝きが
空にこぼれたメレダイヤ
ただ立ち尽くし、反らした首が痛むのも忘れ、何時間も見上げた空
小さな窓に切り取られた
大きく光を纏う一粒のきらめき
放つ光が違っても、星空を愛でる心に変わりはない
いつだって
今宵、ふたりの瞳に映るもの
しばしの思考停止、言葉を失う瞬き
あなたが今この時、心を揺さぶられるもの
あなたに見えて私に見えないもの
私が美しいと感じ、あなたにはわからないもの
同じ空、見える世界が違っていても、最後に見る景色が同じ場所であれば、それでいい
あなたにあって私にはないもの
私にあってあなたにないもの
違いを楽しめるようになるまでに、生まれて親と過ごした以上の時間をかけて
いつかすべてを受け入れて、大きな輝きを纏う日が来たら
私がつかむ彗星の尾がどちらであっても、片方の手はあなたのもとにつながっている
向かう先はただひとつ、ふたりだけの場所
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