ある視点② 足し算よりも引き算のインテリア
お店にディスプレイされているインテリア、もちろんお店を印象付ける大切な要素であると思われます。
お店のコンセプトを伝えたい、お客様の視線を集めたい、もしくはオーナーの趣味を表したい、お客様にくつろぎの空間として認知されたい…
理由はお店の数だけ様々あると思いますが、そのインテリアがお客様の気持ちを引かせていると考えたことはあるでしょうか。
インテリアのせいで購買意欲減退?
良かれと思って飾っている絵画、造花、ホーロー製の雑貨など、一つ一つはとても良いムードを醸し出しているように感じますが、たくさん飾っているお店に限ってホコリが多く見受けられるのです。
例えばおしゃれなカフェでトイレに入ったとします。トイレに入ったら、大抵することは決まっていますよね(笑)
その時に狭い空間で目につくものはやはりインテリア
そこが汚れていたとしたら、興冷めです。
特にライフスタイルを提案しているようなカフェであるとしたら、ちょっとしたホコリや汚れだけでポイントダウン。
目を惹くために飾ってあるものでマイナス評価をつけられてしまうのであれば、いっそのこと飾らなくてもよいのでは?
それよりもトイレの備品を充実させてみる
ポーションタイプのマウスウォッシュや綿棒、肌触りの良いティッシュなどをセンス良く、補充に気を配り配置しておくだけでお客様の気持ちが上がります。
私がたまに利用するインテリアのおしゃれなあるお店、くつろぎのスペースもあり、なかなか居心地が良いのですが、一つだけどうしても気になることが。
それは
トイレの壁紙が大きく破れたまま、3年以上経過している
こと
こちらのお店でないとできないことがあるため、毎回利用するたびに確認していますが、一向に改善の気配が見られません。もう私としても意地になっており、新しい壁紙、もしくは破れをどのように隠したかを見届けるまで、定期的に通おうと思っています。
インテリアにこだわるのであれば、徹底的にこだわり、完璧な状態を維持してほしい
それが不可能であれば、もう無理をして飾り立てるのはやめませんか?
もし、どうしてもこれだけはというものがあるならば、愛情を注いで毎日それだけを磨いてください。
人手が足りないお店こそ、足し算よりも引き算のインテリア