イマイチ頭が働かない
ここ数日疲れが取れない。理由は分かっている。
無理は禁物と言いながらも、やるべき事は山ほどあるため、それとなくこなす。
ただ時間がかかり、集中できずすぐに眠くなる。体力が落ちている証拠だ。
それでも夕食の時間はやってくる。
我が家の食いしん坊たちのためにメニューを決めなければ。
とりあえず、お肉を焼こうかな、野菜はサラダでいいか。スープを作っておいたからそれも出して・・・
残っていたおでんも出して、とやっていたらテーブルがいっぱいになっていた。
そこへ部活を終えて帰宅したムスメが「ただいま、ごはん何」とやってきた。食べられない私から生まれた割に、食べることが本当に好きだ。
テーブルを見るや否や「お母さん、明日一家心中とかじゃないよね」と不穏なことを言い出す。
ふぁ❓
変な声が出てしまった。
確かにね、きちんと考えられるときには栄養のバランスとか、量とかいろいろ考えて作るのよ。
特に好きなものばかり食べ過ぎてしまうオットや、食べてもやせっぽちのムスメのために、どちらのことも考えてね。
ただ、もう頭が働かない時はついつい作りすぎてしまうんだ。
ストッパーが効かなくなるんだよね。
心の声が漏れ出てしまった。
ムスメは私が制御不能になっている方がたくさん食べられてうれしそうだ。ニコニコしながら食べ始めた。
塾へ送る時に「男の人って食事の文句を言っているだけでいいから楽よね」「お母さんはまた明日のメニューを考えないといけないんだ」とちょっぴり不満を口にした。
お母さんは悩みすぎ(笑)もっとみんな簡単に決めてるよ
そうか、もっと簡単に考えちゃっていいのね。
大変な時は手抜きして、メニューは適当に決めちゃおう。
無理は禁物だったね。
少し気楽になった。家族なんだからもっと素直に言ったらいいんだね。
というわけで、明日の夕食は何かお総菜を買うことに決めた。
いつにもなく何て素直な私