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秋の旭川・美瑛の思い出

旅行記も2年ぶりですが、昨年秋、2泊3日で初めて旭川を訪れました。例によって推し活、ザ・レジェンドの旭川でのファイナル・コンサートとファンミーティングに参加するためです。ひとりで飛行機に乗ったのが2年前の佐世保以来で、やや緊張しました。

旭川空港に着いたら直接タクシーで旭山動物園へ。話には聞いていたけど、動物が自分の行動パターンを活かせるように作られた施設なので、四角い檻の中よりは自由度高いかな?
そして動物によってはちょっと間近で見られる気がしました。

有名なアザラシの水槽。チューブの中に来てくれるかはアザラシのご機嫌次第らしい。
マンホールの蓋かわいい。この動物園の職員さんだった絵本作家、あべ弘士さんによるもの。
ヒョウの檻も出っ張っていて木の上風。
これはさすがにびっくり(焦)
頭上の橋を渡るレッサーパンダ。道に降りたりしないのかな?

秋だったのでペンギンの行進は見られませんでした。今頃訪れると良いのでしょうか。 

その後はコンサート会場の大雪クリスタルホールへ。FMりべーる30周年記念企画だそうで、パーソナリティのマダムケロコさんとRyoさんも登場、歌を披露しました。レジェンドのセトリは懐かしいナンバー中心にコメディ『クラブ・ザ・レジェンド』もあり、盛りだくさん。ファイナルなのが残念だけど、FMりべーるさんとの絆は続くといいね。


翌朝、ホテルに天然温泉が付いていたので久しぶりの朝風呂!ぬるめだけどとてもよいお湯でした。
2日目はファンミで、ザ・レジェンドのメンバーさん達、マダムケロコさん、Ryoさんとファンクラブメンバーで美瑛から上富良野のバスツアー。楽しかったー!自分じゃここ全部回るの大変だし。メンバーさんは皆寝不足で大変だったようで、有り難い限り。大満足でした。

セブンスターの木。CMに使われたそうで。
気持ちよく晴れた日。青空と雲のバランス良き♪
遠くの白壁の家並がアクセント。
後藤純男美術館へ。ネスカフェゴールドブレンドのCMの画家さんと聞いて思い出し、歳がバレる。
旭川市の木、ナナカマドが見頃でした。
青い池。前日雨だったようで少し濁り気味ですが、鏡のようで綺麗でした。
ソフトクリームは抑えとく。
四季彩の丘。ロールちゃんとロール君。
メルヘンの世界。絵本に出てきそう。

解散後は、一度部屋に戻り、ひとりで駅前のイオンモール。4階まである大きなモールで、一階には北海道の有名お菓子屋さんのショップが並び、お土産品を買うにもうってつけ。
夕飯は軽めに蕎麦を。『幌加内そば』というらしい。鴨南蛮そば美味しかったです。

さて3日目。旭川でのファンクラブイベントにもう一日くっつけ、ひとりぶらり観光。車もないので遠くへは行けず、結果それはそれでとても私っぽい、美術館、博物館に三浦綾子記念文学館の3館巡りとなりました。

10時チェックアウト。平和通買物公園を通って常盤公園内の道立旭川美術館へ。

常盤公園内の神社にもお詣り。金色の銀杏が綺麗。
紅葉のグラデーション
旭川美術館

企画展は『藤戸竹喜の世界展』。藤戸竹喜はアイヌ民族で熊の木彫職人から彫刻家になった方。一本の丸太から下絵なしで掘り進め、作家の祖母、祖父(エカシ/長老)、親戚をモデルにアイヌの生活を題材とした作品を作りました。見て回るうちに自然にアイヌ民族の世界に入っていけました。

一本の木から掘り上げた大作。
熊愛に溢れていました。
四季4部作の夏。川で沢蟹を探す親子。

3日目は時間を持て余すかなと思っていましたが、美術館を出た時にはもう13時過ぎ。そう言えば旭川ラーメン食べてないなと探し、山頭火の本店で食べたのですが、旭川ラーメンて醤油だったよね。山頭火の人気メニューは塩ラーメンだって?!ちょっと迷ったけど、塩にしちゃった。旭川ラーメンじゃなかった…嗚呼

美味しかったけどね、塩ラーメンw


次は大雪クリスタルホールの隣りにある旭川市博物館。

アイヌ民族についてと大雪の自然について展示しています。写真が無くて残念ですが、復元された家の炉のそばに座ってアイヌの歌を聴いたり出来てなかなか面白い。アイヌがロシアまで勢力を伸ばし、脅威に感じたロシアと闘ったりしていたなど、見るもの聞くもの初めて尽くしでした。

最後は三浦綾子記念文学館へ。森の入口の一軒家。

作家の三浦綾子と夫、三浦光世の創作活動についての展示でした。三浦綾子は色んな病魔に次々と襲われてペンを持つのも大変だったので、その口述を光世が筆記して小説を書いたんだとか。仕事部屋が再現されていました。毎日綾子がのんびり食事をしている間にせっせと光世が書類を片付け、時間になると綾子を急かして仕事部屋に連れて行き、筆記を始めたのだそう。光世がマネージメントもして、作品のアイデアにも意見して、本当に二人三脚、子供がいない代わりに作品が2人の子供。『氷点』と語呂が似ているので『笑点』を欠かさず観ていたというのも作品愛?
文学館の周りは外来樹の国有林になっていて、散策もまた楽し。

『氷点』に登場した場所の説明も。


さて、真っ暗になる前に旭川駅に戻らねば。ホテルで荷物を受け取り、バスで空港へ。こちらのバス、路線バスがロータリーに戻り回送になると、クルンとバスの行先案内盤が変わり『すみません 通過します』『すみません 回送車です』と必ず謝るの、柔らかくて好き。

空港にて、旭川最後の食事を。スープカレーは朝食べたし、旭川ラーメン?と思ったらここも山頭火!あとは、海産物かなということで、高いけど海鮮丼を食べました。ミニサイズの木彫りの熊の置物が有ったら買うんだけど、残念ながらプラスチック製だったのでやめた。

ホタテ大好き。
さて搭乗。
ボーディングブリッジのイラストがかわいい。
さよならまた来るよー。

秋の3日間、初旭川旅行を満喫しました。
また来たいなーその時は出来れば車で(まずはペーパードライバー卒業しなきゃ)。

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