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社会的促進~他者の力で集中できるワザ~
毎日のブログ更新と、週に一回のnoteのコラムを更新しようと決めてから、よほどのことがないかぎり、締め切りには遅刻しながらもなんとか守っています。
自分への課題であり、続けなくても誰にも迷惑をかけることはないのですが、そこは自身の頑固な性格と、毎回書き終わるごとに感じる小さな達成感で、楽しく継続しています。
とはいえ、毎回ネタには苦しんでおり、特にnoteのネタになると、毎週週末が来るたびに「ネタがない!」と、どこかの作家さんのような気分を味わっています。
その気分も含めて楽しんでいるのですが…。
暇ができると、ノートパソコンと筆記具を持ってカフェ巡りをするのも、最近の趣味の一つです。
パソコンを開き、コーヒーを飲みながらとにかくキーボードをたたく。いき詰ったら、英会話や心理学の勉強をし、「自分へのご褒美」だの「今日は頭をフル回転させたから糖分必要」だの言い訳をしながら、甘いものを追加注文します。おそらく欲しているのは、カラダではなくメンタルのほうですが…
周りに気配を向けてみると、自分以外にもパソコンやノートを広げて集中している人がたくさんいます。特に私のよくいくチェーンカフェは、そういった方にも対応しており、ソファ席以外にデスクワークのしやすい机といすが置いてあり、そこでは集中したいお一人様が、それぞれの仕事や勉強を行っております。
いくつもの作品が実写化されていることで有名な作家は、スタバをはしごしながら原稿を書くことで有名だそうです。また、少し昔のドラマなどでは、純喫茶でタバコをふかしながら作家が原稿と向き合っているシーンを見かけたこともあります。若い人たちに人気のあるシンガーソングライターは、ファミレスで歌詞を書くという話も歌番組で披露されていました。
理由はともかく、カフェで勉強やデスクワークを行うとはかどるという話は、有名だと認識しています。
では、なぜカフェだとはかどるのでしょうか?
とあるサイトでは、カフェではかどる理由として下記が挙げられていました。
① ほどよく雑音がある。
② 話しかける人がおらず、集中力が欠けない。
③ 見られている意識。
④ 時間に限りがある。
どれも納得の理由ではあります。今回はそのなかで、『③見られている意識』について掘り下げます。
『社会的促進』という言葉は、ご存知でしょうか?
作業や課題を遂行しているときに、そばに誰かがいることで、その作業や課題の成績が高まる現象だそうです。誤解を恐れずかみ砕いて説明すると、見られている意識を持つことで、緊張感が生まれ、より集中できるようになるということです。ただこれは、慣れた作業や単純な作業の場合にのみ働きかけられるようで、難しい作業を行っている場合は、注意散漫になる『社会的抑制』がおこるとされています。
何を境目に『促進』か『抑制』かに別れるのか、それについては、またの機会にお話しすることにしましょう。
前回の記事では、仲間の存在について述べましたが、継続だけでなく、効率化においても他者の存在は重要になるようです。たとえそれが見ず知らずの他人であったとしても、自身の人生において、何かしらのお力添えになっていると考えると、人とのつながりというのは重要で、大切なものだと感じますね。
10月に入り緊急事態宣言も開けた中、カフェでゆっくりと勉強や仕事を行ってみるのもよいのではないでしょうか?
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