話の伝わらない原因→対処法 その①
フルボイス ボイスナビゲーターの橘さゆりです。
今年もあと55日!早いですね。。気持ちだけが焦りがちですが、こういう時こそ気を落ち着けて取り組みたいです🍀
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前回のテーマ「話しの伝わらない原因」についてお話しました。
今回はそれぞれの対処法についてです。
常々「伝え方」は難しいと感じています。
話し手として「伝えたつもり」になっていないか、
聞き手として「知ったつもり」になっていないか。
話し手の「伝えたいこと」と聞き手の「受け取り方」のズレや解釈の違いは多少あると思います。解釈の差異を少なくしていくことが「伝わる話し方」だと思います。
【話の伝わらない原因→対処法その①】
・声/呼吸の問題
声が小さい。口の開き方が小さくてことばがこもりがちになる。呼吸が浅い(胸式呼吸になる)
⇒豊かで響きのある声を作る「腹式呼吸」をマスターする。呼吸を調整し、肺にたっぷりと空気を送り込みます。ゆっくり、長く吐く息になることで、長文を一息で話せます。息継ぎも楽に行え緊張の緩和にもつながります。
⇒母音(ア、イ、ウ、エ、オ)の口形を確認して、開く(ア、オ)、すぼめる(ウ)、横に引く(イ、エ)をしっかりできるようにする。口の開きをしっかりとることでだいぶ聞こえやすい声になります。
・組立方
考えながら話をする。思いつくまま話す。
⇒「考える(話す内容)」と「話す」事を別々に行う。一度整理してから話をする。一見面倒な作業ですが、繰り返すうちにリズム的に感覚がつかめます。
⇒ 話す内容を数字で分ける。
例:特徴について3つ 手順について3つ 意見・提案について3つ
⇒話す内容の順番を組立てる
上記で上げたことを、全体像→詳細、時系列など順番を考える
本題に入るまで話しが長い。
⇒「聞く」という行為は忍耐がいります。人の話すことを何気なく聞いているように見えますが、実は「話すこと」の3倍の労力がいるそうです。聞き手の立場になって「何を」話すのかを先に伝える方が親切で分かりやすいですね。
準備した話しの材料をすべて伝えようとしてしまう。
⇒話し手が準備した内容を全て伝えようとしても100%聞き手には伝わりません。材料はあくまで「準備」としておいておき、その中から、[これだけは伝えたい]と思う事の優先をつけて話しましょう。その方がより伝わります。
聞き手→選び手に変えて例えると、
メニューの多いレストランは決めるのに迷う…
レストランの人気メニュートップ3はコレ!と打ち出す方が分かりやすく、決定が早くなる
ザっとお伝えしました。上記の1つでも意識して変える事で話し方のクオリティーがグッとあがりますよ。
次回のブログでは「話し方のクセ」についての対処法です。お楽しみに!
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次回は12月5日 沖縄県那覇市で開催です。
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