必要なのは選択と闘志
セルフキラキラ(未遂)!
「#あの選択をしたから」に応募してみるかと特に大きな根拠もなくパソコンを開いたのが今です(2023年8月28日)。
このような記事を書く方は、素晴らしい才能や経験をお持ちの方でないと読む方が面白くない。読む方が憧れ、ワクワクや学び等を得るものでないと。
数年前にキラキラした経験をしたくて若者向けのイベントじみたパーティーを行った。オシャレなお店を貸し切って数十人の男女でクリスマスシーズンの夜に楽しい時間を過ごしてもらおうと。
パーティー自体は成功したが、自分で企画したくせにノリについていけず隅でボンヤリしていた。その時に自分がコミュ障なのを思い出し、壁際の鏡に映った己と会話をしていた。
「自分はキラキラ向いてない」
選択探しat パントリー
何か選択してきたかな、ずっと流されて生きてきたな。
とりあえず朝起きて朝食を何にするかも選択だ、選ぼう。
朝からカップ麺なんて、と思う方もいらっしゃるはず。体に良くないもの。これには理由があるんです、言い訳じゃないですよ。
私は麺類が大好き。三食麺類でも全然オッケーで、独身時代に平日は、朝はざるそば(水で洗うだけで食べられる流水面)、昼は大盛りのカップ麺、夕飯はサラダうどん(肉うどんになる日もあり)というルーチンで生活をしていたりした。
もう一つの理由は妻が恐らく近日中に出産する気配があり、準備だの長女の世話などで自分の食事にそれほど手間を掛けられない程バタバタとしている状況がある。
私にとってこのカップ麺集合写真は大変ワクワクする、癒されるなどの効果があり、まるでアイドルグループのようである。韓流ならぬ麺流。誰推しにする?一番かなんて選べない!みんな最高!つまり悩ましく決められない。
ペヨング(カレー味)とトップバリュ塩ラーメンの選択
多くのカップ麺よりペヨングとトップバリュ袋麺を選んだ理由は以下の5つである。
①トップバリュのカップ麺に関しては会社での昼食に用いる。
②緑のたぬきは疲れて帰った夜に食べる(汁をしょっぱく、ごはん投入)
③緑のたぬきを食べきれない程、疲れた場合に備えて天ぷらうどんを温存。出汁が体に優しい。
④日清カップヌードルは他のモノより高い(イオン製品は100円弱に対して日清カップヌードルは150円で購入)ので、ココ一番気合を入れる際に食べるので保存。
⑤カップ焼きそばは湯切り作業、袋麵は別途食器を用意する手間が発生するので自家消費が適切。
結果発表!しかしーー!
自分の脳内満場一致でトップバリュ袋麺塩味に決定。選ぶのに時間を使ったので手早く作ってゆく。キッチンにはおいしい香りが充満、それに刺激されるように妻と長女が2階の部屋から起きてきてテレビを見始めた。
刻みネギをトッピングしてあとはテーブルに運んで食べるだけ。ここで問題が発生、 「あたち、ラーメン食べたい。」と長女がこちらを指さして言うではないか。長女は幼児であるが食い意地が張っており、妻もそれを容認しているのでアウトである。黙ってどんぶりを差し出すしかない。
「おいしいー」と言いながら幼児用フォークを使いズルズルと食べる長女、それ、パパのだからね。
最終的に私が口にしたのは長女が食べ忘れて賞味期限が数日過ぎたチョコスティックパンであった。色々と何だったんだろうと思いながらスティックを頬張る。優しい甘さに切なさと愛おしさを兼ね備えた何かを感じる男子がここに完成。
困難な状況下だがバニラアイスクリームの残りがあったことを思い出し、パンをバニラにディップして食べる。また長女が来て「バニラ食べたい」、マジかよ。しかもラーメン残しやがって。
戦いは終わらない
朝食と洗濯物等の片付けが終わると長女がお散歩に行きたいと言い出した。私の頭の中にRPGゲームの戦闘中のコマンド画面が浮かぶ。今の状況をそれぞれ当てはめると
たたかう・・・要求通り散歩に出る。
少し外に出る程度なら問題はないのだが、妻が身重であることと長女が散歩途中の近所のお宅に普通に入って行ってしまう(皆様に承諾は得ている)等のダメージ要因が多いが解決策としてはベター
にげる・・・妻に押し付けてしまう。
それらしいことを言い訳に自分だけ家でのんびりしようとする選択。人として最低になってしまう上に、我が家の目の前が妻の親戚宅なのでダメージの長期化が懸念される。
じゅもん・・・長女に「お菓子あるよ」の言葉を掛ける。
少しだけならばお菓子を与えてその場をやり過ごす方法もあるが、お菓子を食べきってしまっているのでダメ。
どうぐ・・・家の中でおもちゃで遊ぶ、ないしはタブレットで動画などの視聴を促す。
動画を見ると興奮して狭い家の中を走り回る、歌って踊るなどの行動に出る。おもちゃは欲しいものが増えてきており、欲求は満たされるようだが選択肢の中で金銭・体力的にもこちらのダメージが大きい。
ガンガンいこうぜ
たたかう、を選択した。
さあ、オープンワールドの幕が上がる・・・
朝の数時間の間でもこれだけの選択があり、結果が存在します。私たちはその中で生活を送っており、時と場合により一喜一憂したりします。生きる事自体が選択です。
これからも楽しい選択をしていきたいです。
外に出て近所の親戚宅でメダカのえさやりに挑戦した。成魚と幼魚ではえさも飼育環境も異なるので取り扱いの繊細さが求められる。