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coronet
屁をこくバカの方が良い
空気階段単独公演「fart」を見た。
実際に観劇したのは2月の東京公演。そして今日3月31日千秋楽。
アーカイブはあるものの思いの丈をつらつらと綴ろう。
東京を夢見るバカな青年と不思議なおじさんの話。
そんな二人の変わった友情物語。とにかくほっこりする。
2月と千秋楽で大きくオチが変わっていた。
高校生クイズのネタ、家ついていっていいですか?ネタ
そして一子相伝ネタ。東京公演ではやってなかった。
不思議だけど、なんかクセになる面白さがあって良い。
ブレイクタイムみたいでちょうどよかった。
後半は、病院ネタ、オタクネタ、そしてfart
人間の余裕を感じるコントだった。
2月の自分の状況と、就活が本格的に始まった自分で大きく受け取り方が変わっていたことに気がついた。
大きな踊る鳥を見つけるために旅をする二人。
所持金はほぼ無く、目的は亡くなった初恋である奥さんの言っていた
大きな踊る鳥を探すことだけ。
二人は楽しそうだ。生活の余裕が無くとも鳥じいは特に心の余裕がすごい。
それは現状に満足しているからではない。常に満足していないからである。
笑うとオナラが出る少年と泣くとオナラが出るおじさん。
コンプレックスはいつでもチャームポイントに変えられるし、お互い認めうことで分かり合っている。
そして二人はいつでも真剣だった。
空気階段のネタはいつもそう。
情緒的でロマンチックで狂気的だ。
そして最高に面白い。