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先祖のご縁読み解きやさんを名乗る動機
亡くなられた方の出生から死亡までが記載された一連の戸籍を、昨年10月から仕事で毎日毎日見せていただいています。
これまでのべ1,000人余りの方の人生を戸籍上で追いかけました。昭和ヒトケタの方々の人生を見れば、明治期に家制度が確立された頃に孫として戸籍に登場し、戦中戦後期に結婚したり別れたりし、その間たくさんの子を産み、子に死なれ、そして、孫たちが結婚しない、出産しなくなった時代に人生の幕を下ろしています。
人生の紆余曲折が戸籍に凝縮されています。
また、自分の両親は、祖父母は、家制度の中でどういう立ち位置だったのか、兄弟の戦死、養子縁組、母の早逝…などからトラウマとなったであろう出来事を想像することもできます。
それで、この戸籍という情報の宝庫から自分にたどり着いた御縁を整理し、図にしていく作業をしていくことで、先祖の記憶をクリーニングしていくことを思いつきました。
ひとりの人間は魂と先祖と土地の精霊が縁り合わさって生まれると、いつかのメルマガでプリミ恥部さんがおっしゃっていたと記憶しています。 ふぇみにゃんさんがホロスコープを描いてそこから魂の因縁を読み解くように、自分で先祖の因縁を図解して、母や父や祖母や祖父がしがらみの中で植え付けられたであろう思い込みを客観視し、手放していければ…祖の方々も新しい世界へ軽やかになろうとする私達に追いすがり引き留めようとはしなくなると思います。
長期的には、こんな考えに共感いただける方と繋がり、その方が自分で自分の戸籍を取得し、そこから読み取れる情報を整理するお手伝いをしながら、気づきを教えてもらい、その方のクリーニングを見届けること、その一連のことをわたしの生業としたいのです。
今日は、その最初のとっかかりをつくるため、noteの世界に発信します。