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C97 コミケ初サークル参加のお知らせ

ご無沙汰しております。

別にサボろうという気持ちはなかったのですが、結果的にnoteの更新を1ヶ月以上サボってしまいました。
理由があるのです。聞いてください。


夏コミ初参加

時は今年8月に遡ります。
ムーンライトながらという夜行列車に乗って東京に行ったことは前にも書いたのですが(note)、オチにも書いているように、ひと夏で2回乗りました。
2週連続です。

1回目は茨城県・大洗へ、そして2回目はコミケ(夏コミ)へと向かいました。
コミケというイベントの存在は、初々しい月厨になりたての頃から知っていたのですが、参加はこれが初めてでした。
もちろん一般参加であり、単なる消費者として、です。

コミケ…コミックマーケットの略称。世界最大の同人誌即売会であり、日本最大のオタクイベント。年に2回、夏と冬にお台場にあるビッグサイトで催される。


そこで海外旅行記や、海外の鉄道について熱く書かれた同人誌を多数見つけ、気になったものを購入しました。

手に入れた同人誌を読めば読むほど、「noteを結構書いている自分ならば同人誌を作成できるのでは…?」という勘違いが芽生え、気づいた頃には冬コミへの申し込みを済ませていました。


数週間が経ち(具体的にはクレジットカードの請求明細でコミケ参加料の支払いを確認したとき)、フォトショやクリスタを使ったことがないこと、周囲に同人誌を出している人もしくはデザイナーやクリエイターがおらず程よい相談相手がいないことなどに気付き、狼狽しました。


「コミケへのサークル参加なんて抽選だし、外れたらお金戻ってくるし…どうせ当たらんわ!!」


…なんてことを言ってたら、瓢箪から駒が出ました。

まさかの冬コミ当選

…C97冬コミ当選してしまいました。
嘘やん…。


ということで、11月いっぱいはこの冬コミに向けて、平日の仕事終わりと土日を費やして同人誌の作成に取り組んでいました。
そのためnoteの更新はお休みしていました。
ごめんなさい。

ゼロから始める同人誌作成

同人誌を作成するにあたって、行ったことは主に下記の通りです。

①スケジュールを組む
締め切りはコミケ当日(4日目、12月31日)ですが、そんな悠長なことをしていたらまず間に合いません。
調べたところ、同人誌は大まかに「原稿の作成」→「印刷」→「搬入・頒布」という手順を踏むようです。
私は初心者中の初心者なので、余裕を持って11月中に原稿を書き終えて印刷所に入稿することを目標に、いつまでに何をすれば良いか考え調べました。

②輪郭を決める
主に次のようなことを考えました。
・本のテーマを決める
・ページ数を決める
・構成を決める
・表紙、本文のモノクロ、カラーを決める
・サイズ(B5、A4等)を決める
ここまでが頭脳労働です。脳味噌で汗をかきました。


ここで決めたのは「『ヨーロッパの美しい図書館の紹介本』、B5フルカラー本文24p」でした。
各ページに何を書くかもメモ書きレベルでざっくり決めました。

③本文を作る
①で決めたことに沿って本文を作り上げていきます。
ここはほぼ肉体労働です。ひたすらやるだけです。
せっかく当選したのに原稿を落としたら、落選した方々に申し訳ないという気持ちも多分にありました。 

④印刷所を決める
ここまでくるとよく分からないので大手印刷所に製本を依頼しました。
印刷にあたって事前に色々相談に乗っていただけて、結果的には正解でした。
「利は仕入れにあり」とはその通りで、いかに印刷コストを下げながら、及第点のものをつくるかが重要かと思います。



まとめ

塗り絵で例えるとわかりやすいのですが、
初心者が枠線も何もないところにいきなり色を塗り始めたら、まず間違いなく酷い仕上がりになります。
しかし輪郭(概要)を描き、その枠内(ルール)に沿って色を塗ることによって一定のクオリティには仕上がります。
とりあえずそうしてできたのがこちらです。

スクリーンショット 2019-12-10 22.20.52

基本的にはnote記載の内容に沿っているのですが、内容はかなり充実させました。
もちろん手前味噌です。

アドモント修道院を初め、ザンクト・フロリアン修道院図書館やストックホルム市立図書館を紹介しています。
ヨーロッパ旅行者なら見ておいて損はない本です!

友人や一族郎党に見せても恥ずかしくないように仕上がっていますので、安心してお読みください。
ちなみに、狭間家では好評です。


それでは令和最初の大晦日、12月31日にコミックマーケット(C97)でお会いしましょう。

ブースは 火曜日 西こ06b です。



そしてもう一つお知らせがあります。


コミケ終了後の夜、ドイツへ向けて飛び立ちます。
詳細はまたnoteもしくはtwitterにて…!


最後までお読み頂きありがとうございます。


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