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過去の恋愛から学んだこと

若かりし頃は相当なメンヘラちゃんだったと思う。

「好きになってくれたから好きになる」


というのを繰り返し
相手の情熱に気づくと
自分の方がハマっているということが多かった。

1番覚えているのは22歳の時の恋愛。

当時、私は実家にいて彼は1人暮らし。
デートの度に車で送り迎えしてくれていたけれど
片道2時間ほどかかるプチ遠距離だった私たち。

実家の門限が厳しかったので
少しでも一緒にいられるようにと彼が寄り添ってくれて
毎回の送り迎えが定番となっていた。
とはいえ彼は年上の社会人。
お休みの度の送り迎えは相当に堪えていたのだろう。
ある日のこと彼は

「少しでも一緒にいる時間を作りたいから近くに引っ越すことにした」

と私の実家のほど近い場所に引っ越してきたのだ。

もう嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。

あぁ、彼って最高!
結婚したい!

☝️こう思ってから関係はガタガタと崩れていく。

彼の思いが嬉しくて仕方なかった私は
彼の部屋の鍵をもらっていたので
しょっちゅうお部屋に行っては食事を作ったり
掃除をしてあげたりしていた。

こんなことする女って最高じゃない?と
思い込んでいた。

でも尽くせば尽くすほど彼の気持ちはダダ下がり。

反応が悪い彼に対して私自身も不満が募る。

彼にとって

最愛の人

だったはずの私は

お母さん

になってしまっていたのだ。

優しかった彼は冷たくなり
送り迎えもいつしかなくなり
最後には浮気をされてTHE END。

あの時は気が狂うほど辛かった・・・😭

若かった私には
自分の何がいけなかったのかまるでわからなかった。

大好きだから尽くしたのに。
大好きだから一生懸命合わせたのに。

当時のお友達に相談しても

「⚪︎⚪︎ちゃんは悪くないよ。浮気する奴が最低なんだよ」

と慰めてくれるので自分に非があったとはどうしても思えなかった。

今思うとメンヘラちゃんすぎて
デロリアンに乗ってあの日の自分に会いに行って言ってあげたい事が沢山ある。
おばさんになった私を見たら20代の私は失神して倒れるか
死ぬ!と叫びそうだけど🤣

結局ね、自分本位だったってこと。

お料理を作るのも掃除をするのも

「自分が好きだからする」

というスタンスなら何も問題はない。

ただしそこに1ミクロンでも

「お料理作ったんだから美味しいと言って平らげてくれるはず♫」
「お掃除したんだから嬉しい〜〜〜と言って泣いて喜ぶはず♫」

という「期待」というものが隠れていると
ぜっっっっっっっっっっったいにうまく行かないのだ。

相手に自分の心を押し付けて
勝手に期待して
勝手にお料理作って
掃除して
仕事で疲れて帰ってきた彼に

「どうだ、褒めろ!」

という期待値パンパンの強目オーラは
確実に男性を萎えさせるのだ。

料理が上手で掃除洗濯、整理整頓が出来て
従順で美人、そして
清潔感溢れる女性こそモテモテと思ったら大間違い。
(いや、好きな人はいるとは思うけどw)

ちょっと自分本位で生きているくらいの女性の方が
男性にとっては輝いて見えるんだと痛感した。

恋愛のみならず相手に依存している人はやっぱり重たく感じてしまうもの。

自分を愛すること。
自分を大切にできること。

それこそが愛される1番の近道なんだと思った。

あぁ、ほんとにタイムマシンできないかな〜。

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