食エッセイについて(平松洋子さん)
最近良い本を見つけたので、読書の秋(まだ暑いが)開始。
平松洋子さんの本を見つける。
まず題名と可愛いイラストに惹かれる。
平松洋子さんは過去に別の本で #パセリカレー のレシピを記載しており、その意外性やシンプルな調理方法、興味深い説明文にビックリした記憶がある。
その影響かとても印象に残ったので、名前は覚えていた。
まず本を読んでみて面白かったのが、平松洋子さんの文章はユーモアが凄い。
様々な場面での「食」。
そこから出てくる文章は鋭い観察力から見えてきた平松さんの感想を述べているのだが、表現の仕方が独特で気づいたらお腹が減っている。
しかも読んだら止まらなくなり、記載しているレシピにも挑戦したくなる。
そう、知らないうちに平松洋子中毒に陥っていることに気づく。ただ心地よい。
内容は、日常に溢れている食材や料理、行ったお店、食を通しての体験等、平松さんの生きた情報や思い出が細かく綴られている。
「何処で何を食べるかよりも誰と何を食べるか」って話は間違ってはないし、正しいと思う。
ただそれをより分析すると「食は思い出」という言葉が、自分は腑に落ちる気がする。
どんな食べ物でも思い出があれば、より一層その食べ物の価値を上がるではないかと考えられる。
まだ全部は読んでないが、今年いっぱいは平松さんにお世話になるだろう。
あーお腹へった。
#平松洋子
#安西水丸
#下田昌克
#あじフライを有楽町で
#かきバターは神田で
#ひさぶりの海苔弁で
#肉まんを新大阪で
#すき焼きを浅草で
#週刊文春エッセイ
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