#4 Portrait：ミュージシャン／Webデザイナー

キーワード：「違いって、おもしろい」
今回は、ミュージシャンでWebデザイナーのMonamiさんです。

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都会の夜を甘く彩るアーティスト。
それが、Monamiさんのコンセプトだ。音楽で、そしてデザインを通して、スタイリッシュでメロウな雰囲気を表現したいと考えている。

もともと、Monamiさんは大学卒業後、ビジネスパーソンとしてのキャリアを築いてきた。音楽は趣味として楽しむものと思っていた日々のなかで、次第にある違和感を覚えるようになっていく。
「音楽をちゃんとやりたい気持ちはあるのに、日常に忙殺されて全然できなくて。好きなものはわかっているのに、全然向き合えないっていう違和感がふくらんでいったんです」
今、自分が歩いている道を、進み続けることもできる。成果を出し、評価を求めて上を目指し続ける選択肢がある。

でも、本当にそれが行きたい道なの？

そして出した答えが、アーティストとして独立するという決断だった。

現在、Monamiさんは地方と都会の2カ所に活動拠点を置いている。
「地方の方が時間や空間に余白があるように感じます。都会のエッセンス、地方のゆとりを組み合わせた創作が、今の私には合っているかな、と」

不安がないと言ったら、嘘になる。他のアーティストと比べれば、違う部分ばかりかもしれない。行き着く先が、思い描いた場所じゃないかもしれない。
それでもたどり着いた先で見える景色を楽しめたらいい、と言える彼女の目には、迷いなんてまったくないのだった。

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メディア『対岸』では、”違いは、おもしろい”をコンセプトとし、魅力的な個人との対話を通して、その人にとっての違いや、違いの楽しみ方を記事にして発信していきます。
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