見出し画像

なくなる?代わる?仲介業#福ログ【Vol.283】

最近、消費者が生産者と直接関われるサービスや入居希望者と大家さんが直接関われるサービスなど、間を挟まず直接やり取り出来るサービスが注目されています。

農家や漁師から直接食材を買えるサービスは「食べチョク」というもので、入居希望者と大家さんが直接関われるサービスは「ウチコミ」というものです。

JAや問屋を経由せずに消費者に直接食べ物を販売できたり、不動産会社を介さず直接大家さんが入居希望者とやり取りできたりします。

中間マージンを削減することで、生産者や大家は適正価格や希望価格で販売できたり、消費者や入居希望者は安い価格で取り引きできたりします。お互いにwin-winな関係になるわけです。

仲介業者を経由しなくて良いサービスだね!仲介業者をなくしたんだね!と一瞬思うのですが、よくよく考えるとこの2つのサービス自体が実は仲介業になっているという。

生産者と消費者を繋ぐWebサービス、大家と入居希望者を繋ぐWebサービス。Webサービスが双方を仲介しています。直接取引を実現するにはWeb上のプラットホームが必要になることが分かりますね。

なくなったように見えた仲介業は、なくなったのではなく代わったのです。それこそ、お馴染みとなっているメルカリもそうですね。リサイクルショップに代わっています。

ここまでで分かる通り、Webではない仲介業はWebサービスに代替される可能性が高いです。代替されます。(今さらと言えば今さらですが、改めてそう思います。)Web系の会社は強いですね。

人と人との繋がりで、多くの人を介して成り立っていたビジネスが、人とWebと人で完結しようとしているのです。

衣食住のうち、食と住は紹介した2つのサービスがあります。衣は無数にあります。

次は何がWebに代替されるのか、注目していきたいですね。

「ワクワクを届け続ける、オラ(私)に現きn…元気を分けてくれ!」いただいたサポートはさらなるワクワクの発信に活用させていただきます!「ワクワクすっぞ!」