満たされない心が満ちた瞬間を忘れません
2019年1月に、私は雪の降る中、
民宿に泊まりました。
現実から逃げました。
そんな事をしたのは生まれて初めてでした。
働いている場所の人間、父親からの視線が怖くて…。
『帰ってきたら必ず頑張る』
そう自分にも親にも誓い、夜行バスで都内から雪の降る街へと…。
けれど、私は嘘をつきました。
本当はもう疲れたのです。
お願いだから1人になりたい。
でも、貯金も無い。
だから新幹線でもホテルでも無く、高速バスと民宿にお世話になると…旅へと出ました。
1人になれたとしても、休日と