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【四話】ショットとスコアは紐付かない

どうもアンジュレーション趣味田でございマス☝️沢山の方に見て頂けているようですので、若干更新しました!(2024/09/26)

※内容は大きく変更しておりません。見出しや目次を追加し、誤字脱字を修正しました。

では引き続きご覧ください😌


プロとアマ

ゴルフが上手い人=スイングが綺麗・素晴らしいショットを打つ、といったイメージを持たれている方が多いかと思います。

確かに「毎回のショットが素晴らしければ、スコアも当然良くなる」これは事実です。プロレベルであれば、毎回のショットを追求し、理想的なショットを実現(再現)することも可能でしょう・・・。

しかしそれはプロの話です。
プロというのは”ゴルフをすることによりお金を稼ぐ”ということです。厳密に言えば、ゴルフをして勝負に勝たなければお金はもらえません。つまりプロは、1打1打にお金が掛かっていると言っても過言ではありません。それだけ練習もしてます。

ではアマチュアの方はどうでしょうか。
一般的にアマチュアゴルファーで上手い言われている方のスコアは、90を含めた90以下です。確かに90以下で回っている方は、そこそこ上手です。しかしアマチュアゴルファーで90以下で回れるゴルファーの割合は、10%以下と言われております。

アマチュアで上手い人

90以下で回れる人は、10人に1人ということです。100人中で計算すれば10人しかいません。それだけゴルフは難しいスポーツだということです。

私の記事を読んで頂いている方の中にスコア90に満たない方がいらっしゃれば、是非『90以下』を目指しましょう!(絶対に達成できます)

絶対に達成できると言いましたが、その理由を説明します。結論だけを先に言うと、以下2つの約束だけを守って頂ければ達成できます。

90以下で回る秘訣

『パー』はいらない。
『ダボ』を打たない。

つまりオールボギーで構いません。
18ホールをオールPARでスコア72な訳ですから、オールBogeyで +18打=『スコア90』となります。

「いやいや・・・そんなことくらい分かってる!」と今皆さんは、考えていることだと思います。ゴルフ好きな方であれば、それくらいのことは分かっているかと思います。

しかし実際問題として・・・
ラウンド中にボギーを目指してラウンドしてますか?(できてますか?)※実はこの考えでラウンドするのは意外と難しく、ほとんどのアマチュアゴルファーは、できておりません。

PARで回れない思考

・PARを取りたい!
・PARのチャンスだ!
・これを乗せればPARパットだ!
・このパターを決めればPARだ!
・PAR3だからワンオンしてPARを取りたい!
・3wでかっ飛ばせばParオンだ!

どうでしょうか?この考えを一切無くしてプレーすることはできているでしょうか?自分の胸に手を当てて見つめ直してください。

先ほどの逆をあえて書きます。

・PARはいらない!
・Bogeyで良い。
・外してもBogeyセーブできる。
・このパターを外しても良しBogeyだ!
・PAR3は2オンで楽々ボギー!
・スライスしても次打てるじゃん!OK!

きっと90代で回れないのは、『技術だ』と思っているはずです。確かに技術も必要です。しかし90以下で回れない理由は、技術ではなく「考え方」です。

『PARを取った時は、たまたまPARが取れた』一旦、この考えになる必要があります。決して『次もPAR狙いだ!』とは思ってはいけません。

この考えでは一生スコアは伸びません。

スコア100前後のゴルファーであれば、
こんなことを感じたことがあるはずです。

見つめ直すべき考え方

『今日は調子良い!』と思った日。
『全然ダメだ・・・調子悪い』と思った日。

意外と最終ホールを終えて、
スコアが大して変わらない事実に遭遇したことはありませんか?
そうなんです。
ゴルフにおいて・・・
・スーパーショット
・良いショット
・普通のショット

この三つのショットは、一見とても差があるように見えますが、スコアにしてみると大して変わりません。

特にゴルフ=「ドライバーが大事!」
と思っている人は以下をよく考える必要があります。

ドライバーに価値は無い

▼PAR4「330yard」ドライバーショット
───────────────────────
300yard飛ばせば、残30yard
280yard飛ばせば、残50yard
260yard飛ばせば、残70yard
240yard飛ばせば、残90yard
───────────────────────
220yard飛ばせば、残110yard
200yard飛ばせば、残130yard
----------------------------------------------------
180yard飛ばせば、残150yard
───────────────────────
160yard飛ばせば、残170yard
140yard飛ばせば、残190yard
───────────────────────

ドライバーの価値を表してみましたが、いかがでしょうか?330yard飛ばして、ワンオン!であれば、確かに差が出ることでしょう。

しかしワンオン以外のプレイヤーはどの飛距離でも2オンできる可能性はあります。

全て一緒だと言うつもりはありませんが、
最低でも残り150yardであれば2オンできる可能性はあります。

ここで何が言いたいのか・・・

飛距離に差なんて無い

同じ2オンできる距離であれば、大して飛距離の価値に差が出ない、ということです。しかしこれを「250yard飛ばそう!」と思うからミスショットが生まれます。

PAR5でも全く同じ理論です。どうせ2オンは無理な訳ですから、ドライバーで飛ばそう!の必要はありません。180〜220yard打てれば良いのです。むしろ200yardで全く問題ありません。

何度も言いますが、これをぶっ飛ばそう!かっ飛ばそう!綺麗に打とう!と思うから打てないのです。

誰かと自分を比較するのもNGです。

この人より飛ばそう!皆んながナイスショットだから自分もナイスショットを打とう!このような通称「良いショット」を目指すから91打以上叩いてしまうのです。

また勿論のことですが・・・
・ドローを打とう
・フェードを打とう
・フワッとスピン
こんなことを考えるのは論外です。

本記事ではあまり触れませんが、インテンショナル〇〇は全て手打ちです。そしてスピンがカッコいいとか、ドローが打てる人は上手い人だ!これらは全て間違った解釈です。

ドライバーも高くて飛ぶのが正解ではありません。ドライバーのロフト角度以上に上がる球は、全て手打ちだからです。

さて話を戻しますが・・・
人間がミスを引き起こすケースを説明します。

ミスを引き起こす条件

・なんとなくあの辺に打つ
・ピンポイントでここに打つ

どちらがミスショットをする可能性が上がると思いますか?!

答えは簡単です。
距離に関わらず「ピンポイントでここに打つ」はミスショットの可能性が高くなります。

「ピンポイントでここに打つ」と定義した場合、正解のエリアを狭めることになり・・・、たまたま上手くいったとしても大した効果が出ない上に、上手くいかなかった場合は最悪です。「ここからメンタルが崩れ出します」

こうやってゴルファーは、あえて茨の道を進むことになり、心も体も破壊されてしまいます・・・。

ゴルフで一番大切なのは、技術ではありません。
メンタルです。

一般的なスポーツは技術練習により自分の自信をあげ、練習成果を本番で出せた時にレベルアップしますが、ゴルフは一概に同じとは言えません。

練習でできたことを本番で「できないといけない」というような発想に陥り、ラウンド中にどんどんメンタルを崩すスポーツです。

そして皆さんは練習場で「なんとなくあの辺に球を打っているはずです」だから上手く打てるんです。

なぜあの短い距離のパターを外すのか?
なぜあの距離のアプローチをミスるのか?

練習量<メンタル

ゴルフはこの理論だからです。

なんとなーく打ちっぱなしで打ってる分には大ミスはしない、しかし本番では考えられないような大ダフリやスーパートップを経験している人も多いでしょう。

なーんとなーく打つ

その「なんとなーく」がゴルフは鍵です。
残り160yardであれば、なんとなーく160yardのクラブで打てばいいんです。乗ったらラッキー横ならまあ仕方ない。この程度の感覚でやることが非常に大切であり、皆さんがやろうとしないことです。

考えてみてください。
Bogeyで良いということは・・・
▼2パット計算
・PAR5:4オン+2パット
・PAR4:3オン+2パット
・PAR3:2オン+2パット
これでジャスト90であがれます。

つまり・・・
・PAR5:4オン(1打:137yard)
・PAR4:3オン(1打:116yard)
・PAR3:2オン(1打:90yard)
 ※PAR5:550yard計算
   PAR4:350yard計算
   PAR3:180yard計算

多少コースによって前後しますが、これでスコアは90です。この中でたまにPARが取れれば、90を切ってくるスコアで帰ってこれます。

この考えを大概の人は・・・
・PAR5
 →ドライバーで260yard飛ばして、残りは310yardだから3Wで240、残りはフワッと綺麗にバックスピンで乗せてやろう!

全部、難しいことやってるんですよ。
・ドライバー:200飛べば良い
・3W:ミスしてもまあ転がるし150超えれば良い
・残りは3Uもしくは7番でとりあえず打って
・最後は56wであの辺に
この考えでプレーしてください。

難しいことはやらない

「ドライバーで260yard飛ばして、残りは310yardだから3Wで240、残りはフワッと綺麗にバックスピンで乗せてやろう!」

これってプロが実現できる考え方です。
プロでもこの目標通りに行かないわけですから・・・

まだまだ信じてくれない方がいると思いますが、一度”やってみてください!”パーオンやPARを狙わない打法!(是非やってみてください)

91を超えている人は、おそらくダボ・トリ以上を前半後半と一回ずつ以上叩いているはずです。ゴルフは一撃必殺決めれば勝ち!というスポーツではありません。7,8,9打を打ってしまう方は、絶対にどこかで上手く打とうと狙いにいってしまってます。

どの状況でも注意が必要です。
・あれ今日もしかして調子良い?
・いやー今日ダメだ、どうしよう・・・
どちらもPARを狙いに行ってしまいます。

おそらくほとんどの方が経験していることだと思いますが、1打目や2打目でミスショットをしてしまった時・・・

やばいミスしたから・・・
挽回しないといけないから・・・
・慣れない5Iを使おう!
・苦手な3wでかっ飛ばそう!

上手く行った経験ありますか?笑
勿論ゼロではないと思いますが、「やっぱり普通に打てば良かった」と反省した経験の方が多いですよね?(これもメモしておくと良いです。挽回ショットで挽回できた回数とミスした回数)

その逆もありませんか?
軽ーく、優しーく、
ナイスアウトだけを心がけて打ったら、
何故かナイスショットが出てしまい、
・木に引っかかった
・オーバーしてOBくらった・・・

この差ってわかりますか?
・飛ばしたい、挽回したい
 →上手く打ちたい=上手く打てない
・飛ばさなくていい、出れば良い
 →上手く打たなくて良いから=上手くててしまう

つまりゴルフはメンタルだってことです。

あとは・・・

前日の取り組み(練習)

①ガンガン気合い入れて前日練習した翌日
②適度に練習して当日を迎える
③最近やってなかったから当日軽く練習
④最近やってなかったし当日もNO練習
意外と①の日は上手くいかず・・・
そこそこ楽しく回れたりするのが③④だったりしませんか?笑

一回だけで良いです。
とにかく上手く打つ気持ちを消してラウンドしてみてください。

本日はここまでにしておきます!
それではまた次回お会いしましょう!

以上、アンジュレーション趣味田でした⛳️

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