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イベント出店の裏側


僕はキッチンカーや催事などのサポート事業で
僕自身がキッチンカーをやってる訳じゃないけど
学びになるし共感することが多い


地域の小さいイベントから、大きなイベントまで
既得権益に関しては
ものすごく感じる物があります。


そして謎の暗黙のルールとかあったりして
その中にいると成長のタイミングを失うなと感じます。



出店料に関して3種類あって、
1:定額制
2:売上歩合制
3:両方

経験からして
出店料は1000円〜数十万円。
(出店料100万円超える催事には、出たことがないだけ)



手数料は、7〜25%
(ちなみにデリバリーは35%取られます)


特に飲食は、原価と歩合で
永遠に損益分岐点が上がり続けます。


歩合について、現場の労働対価が
歩合で主催者側に間引かれるのは

昔は何も考えていなかったけど
今は、ちょっと疑問を感じています。


とはいえ、歩合制が
なくなるわけじゃないと思うので
辛抱しかないのかな。


定額の場合、
場所代、電気代、ホニャララ代
しっかり明記していくことが
より良いイベント作りに欠かせないと思っています。


僕の体験から、イベント規模とは?

1日の売上目安
〜15万 小規模
〜30万 中規模
〜50万 大規模
50万以上 超大規模

札幌や本州だったら、30万までは小規模だと考えます。
100万円近くで大規模。という認識で良いのかもしれない。


改めて、出店手数料ですが
歩合制であれば
主催者側が集客スキルを
持ったイベントであるべき

そして歩合変動性を導入しないと
出店者側の労働対価が
いくら頑張っても
削られていく事実からして
モチベーションが下がるだろうし
断られる理由の一つだとも思う


そしてキッチンカーがくれば
イベント集客できる。
と思われることが多いけど、
それは違うと思ってます。



定額制であれば
主催側で、過去実績が取れているはずだから
売上の何%にするか決めれば良いと思う


普通の店舗営業であれば、
家賃は売上の10%以下に抑える。
みたいなセオリーがあるように


催事売上が平均5万の実績があるのなら
売上の10%の5000円が
出店手数料の最大だと考えています。


現実的は、この金額を超える
イベントが多発していて
キッチンカーやテント催事など
やっぱり出なければよかった。
という声も多く聞きます。


飲食催事は、食材と梱包資材を入れて
30〜35%と仮定すると
最低でも原価15,000円
手数料入れると経費20,000円

粗利30,000円の中に販管費
準備や片付け、交通費全てが含まれる訳で
ここを見ない主催が多いと実感する。

見えない経費ですよね。

  ↑↑
経費の参考にどうぞ(ロケチキさんより)


僕の経験から、百貨店での催事は
1週間で80〜100万円しか売れたことがない。

儲かったでしょ?なんて思われるけど
正直、そんな金額で大きな利益なんて出ない。


旅費交通費宿泊費、準備期間の経費、輸送代などで
利益なんて、残らないどころか赤字の場合だってある。

と書きつつ、1週間で売上100万円だったら
赤字になるのが普通だと思う。

僕たちが、100万しか売れてない催事でも
300〜500万円売ってるところもあって
ステージの違いを痛感するんです。

僕たちよりステージの上のお店ですら、失敗することがある。


これからのイベント企画主催者側
出店する僕たちも
まだまだ勉強しなければいけない。

エスコン出店で惨敗を経験して
改めて強く思ったので記事にしました。

ではまた!

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