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私の価値in2024

私の価値って、どこにあるんだろう?
2024年の仕事も終わり、そんなことをふっと思いました。
あと数日、2024年はありますけど。
振り返ってみようと思います。

私自身の2024年は、
「試練の1年」
だったと思っています。

私は2023年に脳梗塞で倒れたことを引きずった状態から始まりました。
通院、検査との格闘の日々でした。
「必要以上に頑張らないこと」
これが家族からの至上命題。
…いったん「三途の川」を夢の中で見たくらいですから。
家族はそう言いますよね。

そこで私がとった行動。
「同じ量の仕事を、8時間で終わらせる」
ということでした。

で、今までにはなかったこの「プライベートな」時間を、今まではやりたくてもできなかった
・行政が行う「有志による会議」への参加
・疑問点を地方自治体議員に投げかけ、改善策を一緒に練る
隣の地方自治体の議員選挙への協力(自分の自治体ではない)
こういった時間に充ててきました。

私はこの活動を通して、大きなものを得ました。
反面、なくしたものもありました。
…なくしたわけじゃないな、経験から新たな教訓をいただきました。
それをここに残そうと思います。

まずはいい面から。

1.「効率化のスキルアップ」
社会人として、これはいいことですよね。
今まで残業してた分、心に余裕ができましたから。

2.新たな知り合い、友達が飛躍的に増えた
これは今年後半から。
有志の会議、集まりを通じて本当にたくさんの人から、学びとエネルギーをいただきました。
私は今までLINE交換なんてお誘いは、ほぼないまま過ごしていましたが。
今年は男女問わず数人からお声がけいただいて。
人の輪の広がりを実感できました。
交換だけにとどまらず、数人の方とは連絡を続けています。
これからの人生に背中を押された気分です。


反面、課題をいただいたこと

1.頑張りすぎた
ここは私の悪い面が前面に出てしまいました。
とにかくやりすぎ。と言うか熱くなりすぎ。
有志でやるにしても、先走りすぎて周りが見えなくなる。
仕事でも効率化を進めすぎて、さらに業務を押し込まれる。
「業務を増やすこと」が目的ではなく、「自分の健康を守る」ことが目的だったので「仕事を断る」選択をしたら、周りからの反感を買う。
結果として上司からの評価が落ちる。
…これが最終的に「適応障害」として表面化し、また長期休暇を取ることになってしまって。
頑張って前を見すぎた分、視野が狭くなったんだな、と思っています。

2.首を突っ込みすぎた
これ、振り返ってすごく感じました。
仕事上は「効率化」の名のもとに、とにかく仕事が飛び込んでくる。
それでも何とか8時間に収める。
…これが大きな昇給に繋がればいいんですけど、そういうわけでもなく。

地方自治体の議員への協力。
今年は年初から割と頻繁に課題を投げかけ、都度動いてもらいましたが。
それが結果論として私の意図しない方向に行ってしまったな、と。
確かに、議員さんには、たくさん行政との橋渡しはしてもらいました。
ただ、私のこの行為が「行政に積極的に絡む人」との勘違いに繋がって。
結局は私が全く興味のない「政治への協力の依頼」で私に返って来ました。

運悪く、仕事上の事情による適応障害での休職時期と国政選挙の時期がちょうど被ったんです。
そこで、「あそこの講演会に行ってほしい」が数回。
「あの人の座談会に行ってほしい」が1回。
…ちなみに適応障害で休職中なんですよ、は議員さんには話してありました。

ひとしきり活動後、共通の知人を介して食事することになりましたが。
その際に適応障害が完治してない状態で食事したことが仇になりました。
私が聞かれたくない、家族のことを聞かれたことに起因し、
私の感情が「怒り」という形で爆発。
ここは病気療養中とはいえ私が悪いのですが。

…それ以降は、一言だけ謝罪が「SNSで」来ただけで、一切の連絡がなくなりました。
これはこれで、私の中では寂しい気持ちも多少ありましたが、徐々にスッキリしてきました。
恐らく、精神疾患の本当の苦しみはご理解いただけてなかったんでしょう。
その状況において、精神疾患とは無縁で生きて来られた方には、何が負担になるか、わからないですもんね。

ちなみに、私は政治に興味はないんです。議題、課題解決に興味があるだけで。
理不尽な世の中が変わってくれれば、それでいいんです。

そこには政治、行政ではあまりにも動きが遅すぎる。
だから、成果が残せそうな(実際残してる)人に「投票」はするけど、積極的に「後援しよう」とは、あまりしないです。

12月になってから、
「世の中が変わるには、政治より、有志による自発的活動の方が早い」
ってことに気がつきましたけどね。


課題からもらった、今年の反省

これはもう、
「やりすぎると利用されて、自分が得られる対価と釣り合わない」
これに尽きます。

それと同時に
「やりたいことは自分でやる。志高い人を応援し、励ましあいながら自分のペースで進める」
この大切さも知りました。

長い目で見れば、今後何かの形で返ってくるでしょうし、結果もついてくるのかもしれません。

しかし、私はどうにも気が短いので。
残念に思っている側面はどうしてもあります。

仕事面では、結果は出したつもりです。
ただ、「さらに積み重ねよう」という会社の思いは、私の今の健康状態からは早いと判断してセーブしたことが「やる気がない」と判断されました。
会社と私の思惑の不一致ですね。
会社のコスト的には利益になっている自負があるんですけどね…
今までは同じ仕事量で残業してたんですから。
ここについては考えを改めながら信頼回復に努めます。
…ただ、自分のやりたいことと、ずれが生じているのは事実なので。
フリーランスとして独立、開業に向けて、具体的に動き出そうとも思っています。

地方議員さんには確実に「利用されていた」と私は思っています。
もともと、私には電話等の肉声連絡は一切されない方でした。
本当の信頼関係があれば、普段から何かしら「直接の」連絡はあったでしょうし。
人間同士としての信頼関係がその時にあれば、一つの感情の行き違いで連絡が途絶えることはないですから。
私自身には「距離感を測る能力がないんだな」と思って、諦めました。

…でも、私も人間ですから。
このままの状態が続くのであれば、次回選挙(1年半後)には当該議員さんを推すことはないと思います。
ご協力頂いていただけに残念だけど。

今回、私は自分の思想に改めて気が付きました。経験者ならではだとは思いますが。

今多くの方が悩んでいる精神疾患をはじめとした様々な苦しみに、十分な御理解、御配慮が頂けない方、一定数居られますけど。
そのような方は、たとえ仕事(実務)ができても、派手に活動してても、私は人間性の面で尊敬できないんです。

今の時代だからこそ、どんな病気や障害を持っていてもその方の早期社会復帰に寄与できる社会を実現する。
そんな思考を持つ、「柔軟なお人柄」だって、これからの時代の議員さんに必要なスキルです。
もっとも、議員になるような方は心が強い方なので、そんな経験されないでしょうから、その気持ちを完全に理解しろ、と言うのは恐らく無理です。
でも、少し学んででも、寄り添う姿勢のある方はいますから。
是非取り組んで欲しいとは思います。

かくして。
私の「パブリックな」2024年の最後は
人生最大級のぎっくり腰(椎間板の損傷)で動けなくなるという、罰が当たった状態で終わりを迎えました。
波乱が多い年だったな…

…最後の最後まで試練が続きました。
今は快方に向かっており、何とかプライベートの年末は無事に乗り切れそうですけど。

ほんとに、今年の私の価値って一体何だったんでしょうね?
改めて考えさせられる1年でした。
でも、これを糧にして2025年につなぐこと。
肩ひじ張らずにやっていこうと思います。
夢のある仲間も、無理のない範囲で積極的に支援します!

これが年内最後のnoteかと思います。
皆様、よいお年を!

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Taka Una Fuku
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