福山シティFC×福山のデニム産業
広島県福山市といえば、デニムの産地。その歴史を振り返ると、多くの人が関わっており、現在まで引き継がれている。私たち福山シティFCのホームタウンをより深く知るべく、福山の歴史をたどりたい。
そもそも、なぜ福山でデニム産業が発達したのか。それは今から約400年前に遡る。福山藩初代藩主である水野勝成が綿花の栽培を奨励していたからだと言われている。福山には海がすぐ近くにあり、塩分濃度が高い土地である。そのため米は育ちにくいが、綿花栽培には適していた。綿は加工すれば布や布団になること