「FUKUYAの、いま。」#06 【業務推進事業部広報課 十万】やわらかに支える、縁の下の力持ち。
「フクヤ建設ではどんなひとが、どんな思いで働いているのだろう?」
フクヤ建設は、新築・リノベーション、公共建築や飲食経営など、様々な事業を手がけるようになり、ここ数年でスタッフの数も、ぐんと増えました。
このインタビュー連載では、いま、会社を構成するスタッフへ、どんな思いで、どういった仕事をしているのか。広報課石川が、実際に話を聞き、リアルな会社の空気を伝えていきます。
第6回は、業務推進事業部広報課の、十万さん(入社2年目)。広報課で、映像担当として働く“いま”を取材しました。
【プロフィール】
十万 拓次(じゅうまん たくじ)
音楽専門学校卒業後、プロを目指して音楽活動をしていた過去を持つ。その後、制作会社での勤務経験を経て、音響・照明・映像制作のスキルを身に付け、2022年4月にフクヤ建設へ入社。業務推進事業部広報課で、動画撮影・編集など、映像を主にした広報活動を担当する。
じぶんらしい「見せ方」で挑戦したい。
「個人的には、男くさい、かっこいいものが好きです。武士とか‥」
穏やかな雰囲気からは一見想像できない、意外な言葉におどろいた。
聞けば、幼い頃から剣道を習っており、武士に憧れを持っていたという十万さん。
剣道を習いはじめたきっかけは、漫画の“お〜い!竜馬”。いまでも、大の龍馬好きなのだとか。
そして、幼い頃から憧れ続ける武士のように“男くさく、かっこいいもの”は、仕事でつくる制作物にも自然と反映されるのだという。
「ただ、フクヤ建設には女性のファンが多く、女性らしくやわらかい雰囲気が求められていると思うので、できるだけ雰囲気を崩さずに、そこに自分の好きな“かっこよさ”を違和感のない形で、どのように入れ込もうかな?といつも試行錯誤しています」と話した。
確かに十万さんのつくる動画は、少しアップテンポで、当社にしては新しい雰囲気のものが多く、それが“かっこよさ”を意識してつくられていたものだと知り、納得させられた。
【リノベマンション】ルームツアー動画
求められる雰囲気をくみ取りつつも、少しでも自分が心が躍るポイントを仕込む。その軸には“かっこよさへの憧れ”があった。
「やっぱり、動画がつくりたい。」
十万さんが得意とするのは、トラッキングツールをつかった動画編集。
映像に、イラストや別の動画素材を合成する手法を用いて、お客様がより生活をイメージしやすい動画をつくっている。
【フクヤ建設 ルームツアー動画】
いまでは、当社広報課の映像担当として働く十万さんですが、実は映像制作は元々趣味ではじめたもの。
当時、制作会社に勤務していたこともあり、ブライダルの仕事などを通して少しずつ仕事になっていったのだという。
次第に映像制作に夢中になり、一度は映像を専門とする会社に入社したこともあったが、数年で退社。
「田舎暮らしがしたい」と、移り住んだ香我美町周辺で仕事を探していたが、どれもピンとこず「やっぱり動画をつくりたい」という思いが沸き上がり、映像制作の求人募集をさがしていたことが、当社と出会ったきっかけだった。
当社では、映像制作のスタッフは他にいないため、自身で自由に仕事を創造できることろが魅力に感じているという。
昨年4月に入社以降、今までにCM制作の他に採用関連の動画や、スタッフへの密着動画、インスタグラム用のリール動画など、新しいことに次々と挑戦している。
「色々やらせてもらっていますが、実際には、ゼロから生み出すことが苦手で、企画にはいつも苦戦しています。それでも、企画から編集まですべてを手がけてつくる映像制作は、出来上がったときにとてもやりがいがあり、楽しいです。」と話した。
やわらかに支える、縁の下の力持ち。
幼い頃から、親や周りからよく「やさしい子」といわれていたという十万さん。
小学校1年生の頃、試合に勝てずに泣いていた十万さんに、お母さんが「負けるのは、技術がないからじゃない。やさしいから勝つのが苦手なだけ。やさしいのは、じぶんの良さとして受け止めなさい」とかけてくれた言葉が、ずっと心に残っているという。
大人になったいまも、クリエイティブ系の仕事をしているけれど、自我を通すというような強さはなく「じぶんの持っている技術で、何かお役に立てませんか?」というようなスタンスだという。
そのため、裏方仕事が心地がよく、映像制作でも編集の時間が一番じぶんにしっくりくるのだとか。
また、映像制作の他にも、会社主催のイベントでは、前職の経験をいかした音響に仕事も柔軟に手掛けている。
広報課で唯一の男性職員である十万さんは、独特の強さとやわらかさで、会社を支えてくれていた。
【その他、十万さん制作の映像はこちら】
▼買取再販CM
▼ 数字でみるフクヤ
▼密着動画 フクヤ建設のアフターメンテナンス