大学生のパワポの作り方
大学生のパワポの作り方総まとめ!
過去の記事はこちら▼
今回の投稿では、自分が持っている大学生のパワポの作り方をまとめます。
●大学生のためのパワポデザイン編①
まずはデザイン。パワポの要になるものです。
様々なテクニックがあると思いますが、まずはインプットのお話。
これだけ「パワポできますよ」感を出していますが、裏側は前回書いたようにパクリにパクっています。パワポ参考資料というフォルダを作っていてそこに日々溢れているデザインをストックしています。
■ webサイトからの引用
例えばこんなデザイン▼
webサイトのページをスクショしたものですが、こういうサイトもなかなか参考になります。要するにインプットは日常生活にすごく転がっているということです。
webサイトは見やすく設計されており、デザインもプロが考えられているものなのでスクショしておいて作成する際に参考にするという動作を行うようにしましょう。
■ 企業の決算資料やコンテンツ説明資料からの引用
これは王道です。会社説明のプレゼン、決算資料、事業内容説明のプレゼン資料などGoogleで検索すると山ほど出てきます。
その企業に興味がなくとも自分のパワポデザインの糧になると思ってダウンロードしてストックしておきましょう。またキュレーションサイトもたくさんあります。
SlideShareにはたくさんのスライドの資料があり、デザインもさることながら資料の構成にも役立つ資料がたくさんあります。一度見ることをオススメします!
世界の名だたるスタートアップや有名企業のスライドも集約されているStartup Pitch Decksもオススメです!
■ ポスターや駅の広告からの引用
今まで紹介してきた方法はネットに転がっている情報でしたが、オフラインの生活にもデザインは転がっています。
◎電車の吊り広告
◎企業や宣伝のためのポスター
◎案内板
など
全てパワポではないですが、デザインという面から言うと同じです。見やすくかっこいいデザインというのはどこにでも転がっています。そのデザインセンスをそのままパワポの作成時に応用するだけでOKです!
●大学生のためのパワポデザイン編②
次に紹介するのはデザインの具体的なお話。
■ スライドでの配置
スライドにおいてまず大事にして欲しいことは配置が均一であるということ。
①配置がずれているスライド
②配置が均一なスライド
一目瞭然です。
いや、揃えるとか当たり前じゃん。と思う方もいるかと思いますが、この基本はどれだけ技術が向上しようと変わらない部分なのでずっと意識して欲しいです。この配置を揃える際にすごく便利な機能がルーラーとガイドという機能です。
下記の写真のように真ん中の位置がすぐに把握でき、全体のバランスを考えながら図形やテキストを配置することができます。またガイドは、自分で好きなところに動かすことが可能なので右だけ使いたいという時などにも大活躍します。
ルーラーとガイドの設定方法
①パワポの表示タブをクリック。
②下記の写真のガイドとルーラーというチェックボックスにチェックを入れる。
③スライドにルーラーとガイドが表示される。
という流れです。
■ 表の作り方
スライドを作成する際に、表を作る機会があります。
しかし、パワポのテンプレの表は絶対に使ってはいけません!!!
ダサすぎますし、自分が表現したい表でないことがほとんどです。ですので、表も図形を組み合わせて自分で作成しましょう。四角で作る表なども図形の挿入から作るのがベストです!
■ 企業プレゼンっぽくできる?
大学生のプレゼンに少しのテクニックできちんとした資料のように見せるテクニックがあります。
それがこちら▼
①普通のスライド
②企業プレゼンぽいスライド
2つを見比べて、違いが分かりますか?
企業プレゼンには共通して存在する部分があります。
それがスライドの上記部分にある線です!
どのスライドにも一貫して上記のような線を引いていくと統一感も出て一気に企業資料のようなパワポになります!
上に線を引いて書くことが大事なのではなく、全スライドの中で統一してある部分があることで作り込んだ資料であるように見えるという技術です。上記のように下にあったり、ポストイットのように貼り付けているようなスライドでも大丈夫です。
■ ロゴを配置
また同じような技術としてロゴなど自分のチームや自分自身を表すものを全てのスライドに配置することもオススメします。
しかし、ここで大事なのがどのスライドでも同じ場所ではないといけないということです。
次のスライドに移ったら場所が移動した。というような配置であれば統一感が逆に削がれるので同一の場所に配置していくことを意識してください。その時のテクニックとして、一枚ロゴや目次の線を引いたスライドを作成した後に複製して全てのスライドに反映させましょう!そうすることで同じ場所に配置することができ、統一感を持たせることができます。
●大学生のためのパワポデザイン編③
パワポで絶対に外せない部分。
それは文字です。全てのプレゼンテーションにテキストが必ずあります。
そんなプレゼンに必要不可欠なテキストですが大学生は、あまり意識していない人が多いです。
■ フォントでこんなに違う!!テキストの大事さ
パワポには様々なフォントが集録されています。しかし、最初に適応されるフォントが自分が今から作ろうとするスライドに合うとは限りません。テキストだけでしょと侮るなかれ。上のイメージを見れば分かりますが、フォントの違いによって一瞬でそのスライドの印象が決まります。
数あるフォントの中で一番オススメできるフォントが”游ゴシック”です。
游ゴシックRegularもあるのですが、普通の游ゴシックがオススメです。たぬき油性マジックやスマートフォンUIなどもいい感じですが、汎用的なフォントは游ゴシックなので無難に使っていくといいでしょう。
フォントは下記のサイトなどから無料でダウンロードできるのでちょっと尖ったスライドを作りたい方は一度見てください。
可愛いフォントやかっこいいフォント盛りだくさんのサイトです。作りたいスライドを決めてそのイメージに合うフォントを探して見てください。
こちらのサイトは100選されているのでセンスがないと思う方はこちらから!
詳細の説明などには、より小さい大きさでもいいですが題名やそのスライドのテーマになる事柄に関してのテキストであれば18pt以上で挿入しましょう。
そして、最後に太さです。こちらも使い分けることが大事ですが、毎回太字にすることをオススメします。どんなスライドも見る人が分かりやすくなるように作るので細字だと遠くから確認しづらくなり、弱々しい印象を与えます。
大事なテキスト部分はもちろん本文中のテキストも太字を使いましょう。
大学生のパワポの作り方いかがだったでしょうか?大学生にとって初めてのパワポはまだまだ使いづらくテンプレートに頼ってしまいがちですが、今回紹介した方法を用いることでデザイン性は向上します。
内容を詰めることはもちろん大切ですが、その内容を上手く伝える部分に力が入っていない人が多すぎるのでこのデザインの勉強をする事によって考えている内容をより伝わりやすく、そしてかっこよく伝えられるようにしてみてください!