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声に出して読んだ「東北(とうぼく)」 *謡曲

2月からご近所の謡曲サークルに参加することになった。
せっかくなので声に出して読んだ物語の感想、好きな節などをメモしたい。
あらすじは割愛。自分用の断片的なメモです。

東北(とうぼく)

三番目物/作: 世阿弥(??)

・和歌の名手で、恋多き情熱の人・和泉式部が霊がシテ。今や和歌の菩薩
になっていて、彼女お手植えの梅を僧が愛でていたら、ひょっこり登場するお話。

・和泉式部は好きだけど、この曲はイマイチドラマに欠けて、詞章も含めてあまり好みじゃないかも……。自分の好みの物差しでは、面白みに欠けるといいますか。もっと梅が匂い立つ感じの華やかなドラマチックなのが詞章を読みたい。

「春の夜の、闇はあやなし梅の花、色こそ見えね、香やは隠るる」 詞章は好き。(訳:春の夜の闇は理に合わない、梅の花の色は見えないけれど、その香は隠れることもない)



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