ずっと記憶に残っていること
生まれてから現在までの記憶がすべて残っている人っていないと思います。
記憶に残っている出来事って、衝撃的だったこと、うれしかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、怒ったことなど、何かしら自分にとってインパクトがあった事だと思います。
でも、そこまでインパクトが大きくなくても、何故かずっと記憶に残っていることってないでしょうか?
私が新卒1年目(15年以上前!)の頃、仲の良い同期がいました。その同期と何気ない会話をしている時、その同期が「俺、怒られても、怒った人が『今日機嫌悪かったんかな~』と思って気にしない」と言った記憶を時々思い出します。
当時は、「へー、そんな考え方もあるんやな」と流していたのですが、今でもことあるごとに、この同期の一言を思い出します。
スナックで世代じゃないのにトシちゃんの歌を歌って踊り、上司を喜ばせるなど、コミュニケーション能力が高く、うじうじとせずあっけらかんとした性格の同期でした。
一方で、私は怒られたり注意されたらクヨクヨしてしまうタイプで、割と彼とは正反対の性格でしたが、気が合って仕事でもプライベートでも良く遊んでいました。
(でも、なぜか恋愛には発展しなかった。よく男女の友情は成立するのか問題がありますが、私は「成立する」派です。笑)
ストレングスファインダーを受けた時も同期のこの一言を思い出しました。彼の資質がどんな順番かは分かりませんが、私とは全く違うんだろうなと思います。
なぜ、同期のこの一言をずっと覚えているのかな~と考えると、同じ物事でも人によって捉え方が全然違うんだというのを目の当たりにした出来事だったからかなと分析しています。頭では理解しているつもりのことを身をもって体験できた出来事でした。