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理学療法士になって学んだこと

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理学療法士(リハビリ専門職) 病院勤務時代 自費で予防分野に携わった時期 介護保険下での在宅医療時期 それぞれで学んだこと。
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2020年2月の記事一覧

勉強しなくなった大人は人生損する

勉強しなくなった大人は人生損する

「大人になってまで勉強するなんて」っていう人いますね。

僕のいる医療業界(リハビリ)でも、若い内は研修とか行ってたけど経験5年目くらいから行かなくなったって人多いです。

勉強しても給与が上がる見通しもないし、何なら結婚したり子供が出来たり支出は増える一方。

勉強にお金使う余裕ない…

そんな大人が大半だと思います。

これは僕の良かったところだと思いますが、そんな感情が無かったわけじゃないの

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医療現場に足りないもの

医療現場に足りないもの

病院に勤務していた頃から

「どうして患者さんは自分のカラダのことを知ろうとしないんだ…」

そう感じていた。

特にリハビリは、本人の意思が成果に繋がるため、担当セラピストと目標を共有しておかなければならない。

しかし、実際の現場ではその目標設定に具体性がなく、

・足腰の力を付けましょう
・歩行の安定性を高めましょう
・痛みを軽減させましょう

といった曖昧な表現を使って説明しているセラピス

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僕の脳が腐っていた話

僕の脳が腐っていた話

10年前まだ僕が病院で働いていた頃。

当時、理学療法士の年収はどんなに頑張っても500を超えることはないのだと、20代そこそこで既にキャリアアップを諦めていた。

大阪、東京と高額のセミナーに通い、技術的にも少しずつ成果が見えるようになってきたのにも関わらずこの状況…

「職業間違えた…」

そんな風に思った時期があった。

 

僕の脳は腐っていた。

 

仕事にやりがいを見いだせず、ただた

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