「試食は一人1つまで」〜乞食布教と呼ばれて〜 EP8.5.被災地と布教のあいだ
Go To 青森 by Train
被災地巡りは終了したので、これから布教地探し。
でもその前に、せっかくここまで来たから一度も行ったこと無い青森の親戚の家へ行く事にします。
と言っても、気仙沼→青森県津軽まで350km近くあるので(名古屋-東京間くらい)あっさり自転車断念。
切り詰めて生活してたのバカらしくなりそうな出費ですが、
自転車での出費×日数
と比べると時間的にも体力的にも電車一択!
駅周辺で駐輪どうするか考えようと思ってたら、こんなとこにも教会!
「人を当てにし出すと神さまの出る幕が無くなってしまう」
とか言ってた割にあっさり甘えちゃいます。
そして一日中座るってるだけで、何百kmも移動できるのホントすごい。
仕込まれた知恵の発展バンザイ!!
青森に向かってる途中、気になり過ぎるスポットを発見。
数年前、僕が大学生だった時に話題になったかわい過ぎる海女さん!
当時友人たちと「マジでかわいいよなー!」ってはしゃいでたそのお方!
かわい過ぎる○○とか美人過ぎる○○の元祖な気もするし、朝ドラ「あまちゃん」のモデル説も。
海女さんを引退して地元の水族館で働いてる情報があったものの、いざ行くとなると結構な寄り道なのでかなり迷いましたが、たぶん二度と来る事は無いし
後悔するなら行って後悔!
という事で岩手県久慈市へ。
ミラクルな展開
電車を乗り継ぎ、無事に久慈市に到着。
なんだか地元に似た田舎感の雰囲気で落ち着きます。
早速水族館目指そうと思ったらまさかの臨時休業!
鮮やかすぎる展開にぐぅの音も出ない。
でも後悔はしてません!
目的も失いウロウロしてると見覚えのある後ろ姿。
トッッッッッッポ!!!!
まさかの再会です!
どうやら当時やってた朝ドラ「あまちゃん」の舞台を見に来たみたい。
駅で一泊しながら「上品の郷」以降のそれぞれの報告会。
トッポはヒッチハイク以降、乗せてもらった人の手伝いで山菜採ったり、それを駐車場でお惣菜と換えてもらったり、わらしべ長者的に旅してたみたい。
愛され力は相変わらずで、出会う人たちからの餞別で親に仕送りできるレベル!
もはや意味不明ボウズ!
翌朝「あまちゃん」の舞台を目指す彼のヒッチハイクを見届けた僕は、久慈市の近くで勤務してた友人と会って、青森の八戸まで車で送ってもらいました。
八戸に着く頃にはもう日が暮れていたので今日は八戸泊。
駅近くの公園の滑り台にすっぽりフィットしてウトウトしてたらまさかの雨。
駅構内に避難すると先客が。
そう、
もはや驚きもしないトッポです。
すごい頻度の再会率で、まさかの二夜連続トッポ。
さすがに翌日別れてからは、
トッポ→下北半島へ
福之助→津軽半島へ
なのでミラクル再会もここまで。
ちなみにその後のトッポはというと、青森でウニ漁手伝ってウニ食べ放題+¥0で北海道渡ったり、ヒッチハイクなのにビジネスホテル泊めてもらったり、お金かけずヒッチハイクのみで北海道→沖縄へ移動したりと、「THE旅人」になっていきます。
そんなトッポとは3年後、
こうなります。(左 福之助、右 トッポ)
教祖130年祭の年に天理で再会し、熊本地震の被災地支援で一緒に活動する未来が待ってます。
衝撃の津軽
津軽の親戚宅で一週間近く滞在させてもらい、味噌カレー牛乳バターラーメン食べたり、布教の家青森寮で寮生さんと一日実働したり。
本場の煮干しラーメン食べ損ねたのはかなり心残り。
津軽最北の龍飛崎では、(海の向こうに薄っすら見えるのは北海道)
ボタン押すと石川さゆりが爆音で流れ、それに合わせて大合唱する観光客。
遂には指揮始めるおじいさんまで。
恐るべし青森、、、
親戚宅での草刈りの時なんて、地元民の会話全く理解不能で一単語も聞き取れない状態。
もはや笑うしかないとヘラヘラしてると、
「い"っぷぐすっが!おめ"ぇい"っぷぐでわ"がっか?」
(おそらく「そろそろ一服しよう。君は一服の意味分かる?」の意)
的な事言われましたが、
「一服は分かるんですけどそれ以外が全く分かりません」
が僕のアンサー。
そんな楽しい楽しい青森滞在を経て、再び気仙沼へ。
これからは、来た道を南下していよいよ布教地探し!
次回は、「EP9.布教モードとホットスポット」です。
お楽しみに!