食道癌のレベル表示。
※記事「初診から完治になる追加治療まで」は2010年3月、自身の体験談を初診から完治に到るまでの流れを約10.000文字弱にて記載しております。ご興味のある方是非1度、御閲覧下さい。
食道癌はT.N.Mレベルで表し、自身の場合はT4・N1・M0、レベル4aの末期癌でした。
簡単に詳しく説明すると、
Tは大きさ、Nはリンパ節への広がり、Mは遠隔転移を表す。
自身の場合、握り拳大位の大きさ。
食道の入り口付近に出来、リンパ節へ広がり、気管支に癒着。
遠隔転移は無い状態でした。
当時の余命は半年、長くて1年と言われ、今は2020年7月。
あれから10年を過ぎ去った今では完全にネタにできますが、当時はどれだけ、もがき苦しみ、何か情報は無いか無いかと探し続けていました。
当時はまだまだネット環境が普及されていなく、スマホなんて言う機種もない。
情報を得るモノは奥行きのある大きいモニターのパソコン1台でした。
今は凄い。情報が流れ、取得できる速さが。
しかもそれが個々に今にも出せる時代。
今現在、食道、胃、リンパ節、横隔膜無しと言っても信じてもらえる率は低く、首元1直線の傷跡を見て信じてもらえるが、ドン引きされる率の方が高い。
この首元1直線の傷跡は、これまで生きてきた人生の勲章だと思っている。