抗癌剤
※記事「初診から完治になる追加治療まで」は2010年3月、自身の体験談を初診から完治に到るまでの流れを約10.000文字弱にて記載しております。ご興味のある方是非1度、御閲覧下さい。
かつて自身、この10年間で様々な治療を受けてきた。
その中でも一番の苦痛は抗癌剤。
その副作用は人それぞれだが、自身の場合、寝ても立っても気怠い、船酔いみたいな感じではあった。
もちろんそれだけでは無い。
その後の副作用として抜け始める髪の毛。
それは投与後、約1週間から10日後にかけて出始める。
自身の場合はパラパラではあるが、他の方はまとめて抜けると言う言葉も耳にしている。
あと食欲の低下。
食べられるものも限られ、自身の場合、トマト、梅、レモンと酸味のあるものを欲していた。水は苦く、煮物の匂いは吐き気を起こす位。
自身が初めて投与した抗がん剤は5FU+シスプラチン。
プラチナから精製される人工的なものだと思う。
副作用はキツく、負担は大きかった。
その他の抗がん剤では、ドセタキセル。(通称:ドセタ)
これは身体への副作用はあまり感じられはしないが、5FU+シスプラチンの抗がん剤よりも髪の毛の抜ける量は多かった。
このドセタは植物から精製される為、身体への負担は気持ち少なかった。
これらを受けた分、末期癌から這い上がり今は完治となり生存しているが、まあどの道、抵抗力に自信が無い場合、両者共に受ける必要はないと経験者からは言わせてもらう。(仮に次の癌が発生した場合、自身は抗がん剤投与はしない。)
そのせいもあり、不眠症、過敏症が今でも続き、後遺症だと思っている。