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抗がん剤の怖さ。

※記事「初診から完治になる追加治療まで」は2010年3月、自身の体験談を初診から完治に到るまでの流れを約10.000文字弱にて記載しております。ご興味のある方是非1度、御閲覧下さい。

あれは昔昔、遠い昔。抗がん剤と言う薬(毒)がありました。 

手首から入れますか?胸元から入れますか?の選択。
胸元?入れる方が怖い。 なので手の甲側から入れました。 抗がん剤を長期すると、血管が焼かれ、茶褐色になってきます。茶褐色になると、反対の手の甲から再度入れ直し…の繰り返し。

自身の場合は1クール1週間なので、ぶっ通して入れ続けていました。それを最終的には7クール。 寝る時、トイレに行く時、もちろん少しの買い出しにも付けっぱなし。紐に繋がれたペットの様でした。 

抗がん剤は、体力・忍耐力が勝負なんですよね。 詳しく言うと体力を奪う、食欲も奪う、下手すると人格までも変わる事があります。

自身の場合、投与中凄く短気だった事は覚えています。 怖いですよね、抗がん剤。 

あれから11年。医学の進歩は早いもの。 それも改善されている事を願い、今治療されている方には専念して頂けると良いですね。 

よく「頑張って下さい」と過去言われ続けました。言うのは簡単、やる方は頑張らなければいけない。 なので、自身は言いません。 

良くなる事を祈るだけです。

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