2021年3月|五七五日記
3月1日(月)晴れ
パンを買い
バッタリ遭遇
帰り道
(偶然会った友達も、同じパン屋さんへ向かいました)
3月2日(火)雨ときどき曇り
暴風雨
家でぬくぬく
好き放談
(好き放題ならぬ好き放談。しゃべくりました)
3月3日(水)晴れ
そば湯濃ゆっ
さすが8割
再利用
(捨てるのがもったいないって思っちゃって。その後、そば湯でスープをつくりました)
3月4日(木)晴れ
よし終わり!
夜にウロウロ
1万歩
(散歩は在宅ワークが終わった切り替えにもなっていいですね)
いまだ聞く
あの時なにを
していたか
(東日本大震災を期に変わったようで、何も変わった気がしなくて、でもきっと変わっているんだろうな)
3月5日(金)晴れのち雨
おやすみよ
疲れの権化
生き地蔵
(打ち合わせでずっと黙ってた人が心配になりました・・・考えていることが分からないから、ちょっといらついたのも本音・・・)
3月6日(土)くもり
しろピンク
にぎって軽やか
帰り道
(昼過ぎのおさんぽ。かわいいお花を買いました)
3月7日(日)晴れ
この日記
季語がないから
川柳だった
(季語がない俳句ってなんか言葉がある気がする~って思っていたら、それは「川柳」でした。メインイラスト描き直さないと!)
3月8日(月)雨のち晴れ
ピーンポーン
LINEきてから
30分
(「いま近くで仕事が終わった」の連絡から30分後、友人がよなよなエールとともに現れました)
好きじゃないから
すぐわかり
たいのかな
(分かりやすいものがもてはやされているけど、いろんなことって元々わかりにくいものじゃない?わかりにくくったっていいじゃない?というはなし。大学1年からの友人は、わたしの理解できる範疇を超えたわからないことばかり言う人。わからないまま信頼はおいていて、これからも付き合っていきたいと思える人。けっきょく好きな人やものだったら、すぐにわかっちゃうよりも、わかるのに長い時間がかかる、ずっとわからないままのほうが楽しいものかな、と。振り返りました)
3月9日(火)曇りときどき晴れ
朝寝坊
LINEが二通
生存確認
(7:45を過ぎてもクラブハウス朗読をはじめていなかったら、心配した友達が連絡くれてた。ありがたいことです。寝坊です!さんぽできれいな花をさがして、元気をもらいました)
3月10日(水)晴れ
他己紹介
させるわたしは
合コン幹事?
(学校の撮影に同行しました。高校生たちよ。合コンみたいなことさせちゃって恥ずかしかったよね、ごめんなさい)
3月11日(木)晴れ
鳩がした
ウンチはどこかへ
行方不明
(電線にとまった鳩をみてたら、ぽとっとウンチを落としました。どんなもんだ?と気になってウンチを探しましたが、汚れた道に同化したようで、見つかりませんでした。もっと時間をかけたら見つけられたかもしれませんが、頭上にその鳩がいたので早々にあきらめました)
にぎにぎと
ふさふさした芽
愛でる朝
(春の訪れを、目だけじゃなく触覚でよろこぶスタイル)
いい意味で
他人は自分に
無関心
(気にしたり心配してたのは自分だけだったみたいで、安心しました。よかったー)
3月12日(金)くもり
呼吸、汗、
涙で気づく
現在地
(まだ復活できていないことに、自分の身体からのサインで気づかされる。つらい話をするとわかっているなら、そこから浮上する時間もみこした方がいいですね)
3月13日(土)雨
3公演
家にいながら
見れちゃった
(強い雨で、家の外にでたくない一日。インターネットの恩恵にあずかりました。昼過ぎから、お笑い生ライブ2つと、根本宗子さんの「もっとも大いなる愛へ」のアーカイブ配信をゴロゴロしながら楽しみました)
初潮から
24年も尚
血はもれる
(単純計算でいくと、もう288回は生理になっている。それでも、ゴロゴロしてたら血がナプキンから漏れて、パンツやズボンについてしまう。血が乾かないうちにと、3回も手洗いした(3回汚した)。雨ですぐに洗濯できないため、風呂場にほしてやりすごす。乾かすために干しているわけではない。よくやったよ、えらい)
3月14日(日)晴れ
朝のリレー
リベンジできて
よかったな
(昨日は、漢字が読めなかった「朝のリレー」。そのあとちゃんと調べたので、今日は気持ちよく読めました。わたしの「朝のリレー」と、聴いてくれた友人の記憶がつながったことをFacebookで知った。なんだか、その予期せず「つながる」感覚は、すごくわかる。教えてくれたことで、自分の行動に実感がもてた。うれしかった)
つぼみだと
近づき見ると
花殻だった
(先週から、部屋のなかに飾っている白い花。たくさんの小さな花が集合している花で、「まだつぼみがあるな~」とおもって近くでみたら、咲いたあとで種になる準備段階の花殻でした。咲く前と咲いた後が似ているとは人の一生、輪廻転生を思い出した)
3月15日(月)晴れ
肉なしの
カレーに天かす
コクが増す
(家に肉はなくともカレーは食べたい。あまっていた天かすをチョイ足して、天かすマジック♪)
お互いに
ダチョウ倶楽部で
心づかい
(朗読を毎日聴いてくれる友人がいます。久しぶりに会った帰り道。わたし「わたしのためにと思って、無理に続けて聞かなくてもいいからね!」友人「わたしが聴いてるからって、無理に朗読を続けなくてもいいからね!」って、ダチョウ倶楽部のどうぞどうぞ状態で、心づかいレベルが高いわたしたち。ふたりで爆笑しあって帰りました)
3月16日(火)晴れ
ウリ科だし
凍ったきゅうりを
煮て食べた
(冷蔵庫なのに凍らせてしまう冷蔵庫をまだ使っていて、きゅうりが半分、凍りました。煮込んでスープにしていただきました。冬瓜とかナス的な調理。ちなみに、凍ってないキュウリの半分は、サラダにしていただきました)
3月17日(水)晴れ
美しい
理由は「若さ」に
あるんじゃない
(スキありPodcastの収録にて「いわき総合高校系列(演劇)第17期生 卒業作品『知らない体温』」について話しました。生徒一人ひとりの良さと、それぞれの視点から見えるそれぞれがぎゅっと詰まっていて、とても美しい作品です。その美しさは、「若さ」を理由にして、簡単に済ましてはならないもの。3月末まで観られるので、ぜひ、みてほしいです!)
3月18日(木)晴れ
コジコジは
元気をくれる
哲学者
(朝、クラブハウスで、コジコジの第一話「コジコジはコジコジ」の巻きを朗読。とっても元気がでました)
窓あけて
コートは着ないと
決めた朝
(インナーとセーターの2枚でさんぽ。体が軽くて快適でした。コートは、軽くて肩回りが動きやすいのが手に入るといいね、来年)
屋久島の
音でどこでも
ドアひらく
(脳内でひらきました。屋久島の鳥や猫の音を聴きながら、「これは瞑想できるな」と思ったのもつかの間、いつのまにか昼寝してました)
3月19日(金)晴れ
作業音
無言の2人
はかどる仕事
(クラブハウスをつなぎながら無言でいる2人。作業が進みました)
青い屋根
光が跳ねて
かがやく白
(昼下がり、窓から差し込む太陽の光)
3月20日(土)曇り
ほめられた
やっててたのしい
言葉さがし
(通称「アンドロイドの人」が言葉のチョイスをほめてくれました。やっぴー)
鳴らさない
ぺんぺん草を
まる裸
(帰り道にぺんぺん草を摘んで、部屋に飾りました。なるべく水が汚れないように、ぺんぺん草の下のぺんぺんする部分は、バッサリきって、茎をまるはだかにして生けました)
3月21日(日)雨
水滴の
高さで風の
つよさ知る
(窓についた水滴の位置が、高ければ高いほど風がつよいです)
3月22日(月)曇り
一日に
山場は1つ
としておこう
(健康診断のあとに、会社に行こうかな~と思ってたけど、疲れちゃうから家に帰って在宅ワークにしました!)
良いもんだ
めんどくさいと
言える仲
(同僚と「めんどくさいね~」って言い合いながら、仕事するのが笑えてよかったです)
3月23日(火)晴れ
あれれれれ?
Q&Aが
とまらない
(肩甲骨のあたりが痛くて、整体へいきました。「リラックスしたほうが効果あるからね~」と言われたけど、お店の人からの質問が止まらない。やっとふたりとも黙ったころに「いま、リラックスできてますね、いいよ~」って言われた。そりゃそうだ、と思いました笑)
3月24日(水)晴れ
見過ごした
ハンドタオルが
掛けられていた
(昨日の夜のさんぽで、見つけた落としもののハンドタオル。誰かがひろって、手すりにかけてくれていた。優しいおこない)
3月25日(木)くもり
なんかダル
やる気でないの
低気圧
(ずっとやる気でないな~っておもって、もしかして!と調べたら低気圧な日でした。わたしも低気圧に影響うけるんだなーと体調と気象を紐づけました。しかたないですよね~ってことにして、ダラダラ過ごしながら仕事しました)
3月26日(金)晴れ
影を見て
さくらをたのしむ
モーニング
(花をみずに、花見をするスタイルの朝)
緑道沿い
思いやりライトが
いっぱいよ
(この時期は、緑道沿いの家々が家の前の桜を照らす「おもいやりライトアップ」も見ごろです。歩くのがほんとうにたのしい夜。ありがとうございます)
朝昼晩
花見であたまが
いっぱいよ
(お花見が好き)
3月27日(土)晴れ
しあわせを
お持ち帰り
おこもり用
(おいしい中華料理やさんへいきました。食べたいものが食べきれないから、冷凍された薬膳あんまんとおこわとお粥を、明日の引きこもり用にお持ち帰りしました)
「汚い」の
レベルが違う
センパイの家
(片づけるものが無いほどのめっちゃキレイな家でした)
3月28日(日)くもりと雨
だんまりを
決め込む朝も
たまにはね
(言いたいことが思いつかない朝もあるもんですね。これもあれも低気圧のせい)
出かけては
濡れて帰る
いいオンナ
(1日で2回もいいオンナになりました。雨が降りそうだとわかっていても、なんとかなるだろうと傘をもたずに出かけるわたしです)
3月29日(月)晴れ
散ったあと
白から赤へと
変わるとき
(今年の発見!2021年3月29日のさくらです)
いい天気
今日の職場は
公園です♪
(おおきな岩がパソコン机。桜を眺めながら、ミーティングをする快晴の日)
3月30日(火)くもり時々晴れ
公園で
朗読配信
よぅしゃべる
(会社に行きたくないのか、公園にいすわってよくしゃべりました)
目黒川
歩けてなんか
よかったかも
(会社へいくのやだやだーって思ってたけど、恵比寿へ行く途中に目黒川沿いを歩けたので、気分が晴れました。普段しないけど、自撮り写真を母親へおくりました)
かきたくない
へんな脇汗
はよ帰ろ
(14時半には一旦帰宅!リモートワークに切り替えました)
3月31日(水)くもり時々晴れ
空見上げ
ニコちゃんマークと
目を合わす
(飛行機が都内上空を飛んでニコちゃんマークをつくった日。近所に住む複数の同僚と、「来たよー!」「見えたー!」とかチャットしながら一緒にみれた。上をみると自然と笑顔になるんだって、今朝、聞いたところでした)
動きたく
なるとき神経
過敏ぽい
(思いついてうずうずしてた。でも、ちょこちょこ手を動かしたり、いろんなSNSうろうろして、あれ、なんかわたし、今日よく動くなーと思った。天気がいいからか、神経過敏なのかもしれないです)
年度末
おわりとはじめ
一緒だよ
(なんでも表裏一体。おんなじタイミングでくるものですよね)
散りながら
風と遊んで
舞い上がる
(舞い落ちるかとおもった花びらが、ぶわっと舞い上がり、飛んでいくのをみました。それはとても軽やかで。風が見えた朝)
2月からはじめて3月もつづけられた、五七五日記。やったね!
これって、俳句じゃなくて川柳だったんだなって気づいた3月でした。
このnoteのメインビジュアルに「俳句で日記を」ってかいてあるから、あ~変えなきゃ~って思っていたけれど、もう3月末まできちゃいました。
4月のメインビジュアルから、「川柳」にちゃんと変えよっと。
朗読やこの五七五日記や散歩や仕事や。
なんどもなんども同じことの繰り返しのなかで、自分の状態とか、桜のたのしみ方とか、あーこんなに気圧に影響うけてたんだーとか、朗読たのしいなーとか、たくさんのことを見つけられました。
自分以外のなにかから「知る」っていうことじゃなくて、
自分の体験と感情がむすびついて、実感をもているってことがうれしいな。
2月の記事の有料部分でのせた「3月にむけての一句」。
ちゃんとかなえられてたよー、2月末のわたし。やったね~。
まあ、意識して過ごしていたからでしょう。
自分のなかで、タネは明らかなのです。
希望の一句を詠んだら、叶うジンクス、つくりたいな。
4月に向けての一句も詠んでおこう。
<4月への一句>
風に乗り
タネよお好きに
飛んでいけ
3月31日23時45分のわたしは、これから、どうなっても大丈夫な結果しかありえないから大丈夫かな~とふんわ~り思えてます。
ポンポンポンと咲いて、散っていく桜に勇気をもらったのです。
素直な種まき活動、していきましょう。
「大丈夫」がもつ言葉の力は、3月25日の朝に朗読した若林 正恭さんの「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」が、思い出させてくれたことでした。
16歳のわたしは、一個上の憧れの先輩がワタワタしているときに、「大丈夫、大丈夫」って笑いながら励ましました。
根拠はなかったけれど、心の底から思えていた。
あのときの「大丈夫」を思い出したのです。
朝の朗読も、五七五日記も、わたしのことだから、ぜーんぶ、つながってて巡っている。
それは、とってもええこっちゃです。
ここまで読んでくれてありがとうございました🌸
さいごに、空に浮かぶニコちゃんマークを載せておきます。
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