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ふくしまからはじまる、夢の種

福島県教育委員会高校教育課では、県内の高校生の探究活動をサポートするため、noteアカウント「ふくしま探究の種」を開設しました。初回の投稿となる今回は、このnoteでどんなことを発信していくのかについて、紹介していきます。


「ふくしま探究の種」とは

福島県内の高校では「総合的な探究の時間」などを通じ、探究的な学びが進んでいます。高校生が地域に飛び出して地域の方々にインタビューを行ったり、県内各地でフィールドワークを行ったりした上で、その成果をまとめて発表を行っています。

高校生のいきいきとした探究活動の様子は、福島県教育委員会のnoteの公式ページや各校のnoteアカウントでも紹介されています。

「探究」を行っているのは高校生だけではありません。福島には、地域の活性化を目指す大人たちがたくさんいます。探究活動を経験した大学生や社会人が、高校時代の経験をきっかけにその後も新たなプロジェクトを立ち上げ、挑戦を続ける事例も出始めています。

「ふくしま探究の種」ではそうした身近な先輩たちの仕事や思いを動画や記事にまとめて高校生に紹介することで、地域の人材と高校生をつなげ、高校生が「この人のようになりたい」、「福島でこんな挑戦ができるんだ」と感じ、そこから探究活動のテーマを設定したり、行動に踏み出したりすることを目指しています。

現在、取材班が浜通り・中通り・会津地方と県内各地を駆け回り、先輩たちの事例を取材しています。高校生にとっても学びの多い内容がたくさんありますので、ぜひ身近な福島の先輩の姿から探究学習や探究のテーマ設定のきっかけを掴んでほしいと考えています。

福島市を流れる阿武隈川

「ふくしま探究の種」で紹介していくこと

ふくしま探究の種では今後次のようなことを紹介していきます。こちらのnoteで紹介していく記事に加えて、Youtubeの動画でも活動を紹介していきます。動画では実際の活動の映像とともに先輩の生の声を伝えていきます。記事では写真を交えながら、過去→現在→未来の流れで挑戦の背景や経緯を詳しく伝えていきます。

  1. 地域の先輩の声
    地域で様々な「探究」を行う先輩や、探究学習を支援する地域の方々や団体を紹介していきます。動画・記事の内容に関連し、「防災」や「NPO」など探究活動のテーマとなるキーワードについても解説していきます。
    記事内容: 活動紹介、探究テーマ解説、高校生へのメッセージなど

  2. 学生のチャレンジ
    福島県内の大学に通う学生たちや福島出身の学生たちのチャレンジを紹介します。高校時代の探究活動がどのようにその後の進路につながっているかというストーリーを紹介していきます。
    記事内容: 活動紹介、成果、今後のビジョンなど

  3. 探究の方法
    大学の先生へのインタビューや動画の紹介、インタビューの方法などを紹介していきます。また、探究成果発表の場となるコンテストの案内も掲載していきます。

南相馬市鹿島区の風車
「ただいまふくしま」より https://tadaima-fukushima.jp/

この教材に込めた思い

この投稿の最後に、私たちがこの教材に込めた思いを紹介します。

まずは福島の高校生のみなさんへ。
探究学習は、自分の興味や関心を深めていくことができる貴重な時間です。みなさんはこのnoteから、自分自身の探究につながる「種」をたくさん見つけてほしいと思います。

それぞれが興味を持ったテーマに対して探究を深めることで、その種はやがて大きな"花"となり、みなさん自身の成長や将来の夢の実現へとつながっていきます。

そして全国のみなさまへ。

ぜひ福島県以外の方々にもコンテンツをご視聴いただき、探究学習や地域学習の参考にしていただきたいと思っております。こちらのnote・Youtubeの動画については自由に視聴できるよう一般公開をしていきます。
修学旅行や研修旅行で福島を訪れる方にもぜひ見ていただきたいと考えています。「ふくしまからはじまる、夢の種」を広く多くの方々にご覧いただき、ふくしまの子どもたちを支える応援団として、ふくしまとつながっていただければと思います。

喜多方市の「恋人坂」から見た風景


企画:福島県教育委員会
制作:株式会社オーナー
「ふくしま探究の種」に関する問い合わせ:  fukushima.tanq.seeds@gmail.com 



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