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#327 杏林大学でゲストスピーカーとして講義しました

杏林大学で、ゲストスピーカーとして登壇しました!

「ソーシャルワーク演習」という2年次向けの講義。
「ソーシャルワーカーとして生きるということ」というタイトルで、自身のキャリアを振り返りながら、障がいのある人々を取り巻く環境についてお話ししてきました。


1.キャリアストーリー

自分自身、大学で福祉を学んでいたわけではありません。

英語教育を研究する大学教授になりたい!
かつて、そんな夢を持っていましたが、挫折。

休学期間中、さまざまな経験をした中で、福祉を知りました。

社会人としてのスタートは、就労継続支援B型事業所の支援員。

福祉の世界にのめり込んでいった理由は、圧倒的な工賃の低さでした。

在職中、渡豪し、現地のソーシャルワーカーや雰囲気を知った自分は、
もっと自分を成長させたい!
そう思うようになり、帰国直後、転職。

就労移行支援事業所を複数運営するベンチャー企業へ…

…と、こんな感じで、さまざまな観点で障がい者就労に関わり続けてきた自分のキャリアをお話ししてきました。

2.講義を振り返って

この日は20名弱の学生さんが話を聞いてくれました!

・ボランティアの上司の方が、縦じゃなくて、障がい者も含めて横もつながる社会がいい世の中だよなと言っているのがすごく勝手に嬉しかったです。横のつながりを社会において言う人があまり多くない印象だったので、本当にその方の言う通り、誰でも横につながる社会になったらいいなと思います。また環境を変えるために周りに期待するだけではなく、自分も動いていくことの大切さをよりいっそう感じることができました。こういったお話を糧に、さらに将来社会福祉士として頑張りたいなと思いました。

・偏った見方に気づくためには一條さんのように色んなことを経験したり、興味をもったりすることが大切だと思いました。

・一條さんが日々考えを巡らせているものは、社会福祉分野や、一條さんの周りの環境、私にとっても、気づかされるものや、考えさせられるものがあると考えられ、その視点がとてもためになりました。副業ではなく、パラレルキャリアと言うものは初めて聞いて、パラレルソーシャルワーカーとしての活動はとても魅力的に感じました。私も社会福祉やその周りの環境について考えてみたいと思います。ありがとうございました!

講義の感想より一部抜粋

さまざま、感じ取ってくれた学生さんも。
本当にありがたい限りです!

自分が講義冒頭で伝えたこと。

講義冒頭のスライド

自分自身にも言い聞かせるつもりで、学生の皆さんにお伝えしました。

自分の人生を全力で生きているか?

好奇心を大切に生きられているか?

学ぶ姿勢を持ち続けられているか?

生き方に対する価値観は十人十色ですが、
自分は特に上記を大切にしたいと思っています。

自分の人生、自分が主役!

誰かの人生の伴走者であることが多い職業ではあるものの、

振り返ったとき、そう思える人生を歩みたいものです。

一方で、

自分が自分らしくいられるのは、周りの人のおかげである

人は一人では生きられない。
だからこそ、周りの人々への感謝を常に忘れないようにいたい。

今回、自身の生き方・考え方についても改めて振り返る機会をいただきました。

改めて、貴重な機会をいただき感謝です。
ありがとうございました!!

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一條仁@パラレルソーシャルワーカー
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