#207 【佛子園訪問記】シェア金沢編~ごちゃまぜな”まち”~
社会福祉法人佛子園が運営する「シェア金沢」「B’s行善寺」を訪問しました。
佛子園は、「ごちゃまぜ」の地域づくりを推し進めています。
地域福祉活動に携わる人々は、聞いたことのある法人ではないでしょうか。
2拠点の視察を通じて最も印象的だったこと。
それは、「ごちゃまぜ」という抽象的なことばの具現化に取り組む姿勢。
飾らない建築から
中を彩る機能から
それらを感じることができました。
シェア金沢
シェア金沢は、広大な敷地を「まち」化しています。
●学ぶ場所。
ネイチャーコミュニケーション「NPO法人 ガイア自然学校」
学童保育「シェア金沢学童保育」
児童発達支援センター「S-ベランダ」
グラウンド
●住むところ。
児童入所施設
学生向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅
アルパカの飼育小屋
●買う場所。
「若松共同売店」(学生が店員)
●交流するところ。
天然温泉
レストラン
高齢者デイ・生活介護・訪問介護
それぞれが区分けされておらず、
そこにいる人々が自然発生的にコミュニケーションが生まれるような工夫が散りばめられています。
「どの場所を目立たせるなど”あえて”していない」と仰っていたことが印象的でした。
こうしてテキストや写真を載せるだけでは多分伝えきれない。
訪れてみてはじめてわかる、コミュニケーションを生む工夫。
どうしてそんな拠点ができたのか?その背景は?
次回、B’s 行善寺編で!!