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#241 歩道にゴミの落ちていない村
先日、社会教育に携わる方々との会食にお邪魔させてもらいました。
鮫川村の職員さんの発言が印象に残っています。
町の魅力ってなんですか?
自分が問うたときの話です。
「自然です。
星が綺麗にみえる町ランキングで日本で第三位なんです。
村に来たら、その良さを実感してほしいと思っています。」
続けてこう言っておりました。
「鮫川村は人口3000人の村です。
そんな小さな村に訪れてくださった人一人ひとりには、心地よい気持ちになってほしい。
村長のそのような考え方から、仕事中、職員みんなゴミを拾っています。私も心からこの村の良さをしってほしいから、仕事外でもゴミを拾っています。だから、歩道にゴミは落ちてないんです。」
ゴミ拾いの動機が、村のため。
もっといえば、村に来てくれる人のため。
素敵な笑顔で話してくれました。
ぼくは、福島をよりよくしたい!という思いから、ふくしまソーシャルワークラボを名乗っています。
しかし、「福島のため」を深掘りしたとき、自分は誰の何のためにやっているのかを素直に答えられるだろうか?
と感じました。
あたたかな郷土愛に心打たれたと同時に、自分を省みる瞬間でした。
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