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#225 【東京都文京区訪問記】こまじいのうち編~全世代みんなのいばしょ。~
東京都文京区にある、いばしょ。
代表の秋元さんは、毎朝10時に来て、こまじいのうちを開放する。
2018年には、地域福祉優秀実践賞の受賞。
ぶらっときてお茶を飲む。
こまじいのうちの仕組みは実にシンプル。
365日あけているとのこと。
0歳から高齢者まで、みんなにとっての居場所になっているとのこと。
ルールはほとんどない。
急な階段など、子どもにとって危険な場所もある。でも、周りの人たちがサポートすることで危険な場所ではなくさせる。
ハンドメイドのユニバーサルデザインを感じた。
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こまじいのうちでは、いろいろな企画が行われる。
一番人気は、スマホ教室とのこと。
文京区は大学がたくさんあり、学生ボランティアが多く訪れ、高齢者にスマホの使い方を教えるのだそう。
地域の課題は地域が一番知っている。
だから地域の問題は地域で解決する。
そう語るスタッフの方々。
国が掲げる地域共生社会は、理想じゃないか。
いや違う、現実として、文京区にあった。
行政にしてみれば、地域のことを安上がりにやってもらえる場所
冗談まじりで話す運営者。
手のひらからこぼれるような問題を、こまじいの家で解決できればと思っている。居場所では解決できない問題は社協につなぐことができている。
解決したいと思ってやってるという感じはない。困ったらお互い様、という感じ。
なぜ、ここまで自助・共助がうまく機能しているのか?
10年の取り組みの背景には、文京区社会福祉協議会との質の高い連携がある。
・住民と行政をつなぐ役割を担ってくれているのが文京区社会福祉協議会です。
・住民と社協の関係構築が進んでいるんです。
次回は、文京区社会福祉協議会の地域福祉コーディネーターの方の話について、アウトプットします!
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