#244 “ある”ことに気づくということ
当たり前に感謝するって相当難しいことなんだと思います。
高校生の時、福島に遊ぶ場所がないからという理由で首都圏の大学への進学に憧れていました。
遊ぶ場所が“ない”ことが嫌でした。
わたしたちは“ない“ことに目が向きがちです。
ものが”ない“から欲しいと思うし、
配慮が”ない“から冷たいと思うし、
制度が”ない“から不満を抱きます。
”ある”に目を向けることって実は難しい。
コンビニには基本なんでも“ある”
聞く耳が”ある“から話すことができる
制度は人がつくるから、働きかけ次第では作る機会が”ある“
遊ぶ場所はなくても、遊びにいける手段は“ある”
過去の人間が現代にタイムスリップする物語では、携帯電話に驚いたり、インターネットに驚いたりしますよね。
なぜ驚くか?なぜ感動を覚えるか?
携帯電話というものが“ある”からですよね。
インターネットが“ある”からですよね。
日常ありふれている”当たり前“。
“ある”に焦点を当てると、全てが過去からの贈り物じゃないかとさえ思えます。
身の回りの“ある”に気づいて、有り難みを感じることができればいいなと思います。
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