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#345 愛知学院大学で講義しました

愛知学院大学「人間行動の理解」でペイフォワードの話をしました!

昨年に続き、前期1コマ、後期1コマ、
一年で2コマの登壇機会をいただいております。



1.はじめに


そういうわけで、今日は4回目。

今年度は、2024年前期と、2024年後期で、
ほぼ同内容の講義をおこないました。

ただし、前期のアンケートや先生のフィードバックをもとに
3つの工夫を加えました。

これにより、アンケート結果が良い方向に変われば、
改善した!といえるのでは、考えました。
結論からいうと、すべての項目において、
前期の授業より後期の授業のほうがアンケート結果が良かったです!


2.工夫点

工夫点① ワークを増やす

今回は、少しワークの種類を変え、
学生自身が話す時間を多めにとるようにしました。

それも、
学生to講義者
ではなく、
学生with学生
となるようなワーク。

ペアワークですね。
なんとなく笑顔が増えたように(?)感じました!


工夫点② 質疑応答をこまめにおこなう

また、好奇心旺盛な学生は、
聴きながらその時その時で色々感じてくれることがわかったので
質疑応答のパートを一つ増やしました。

今までは最後にまとめて回答...ということもしていたのですが
時折りいれることで、
質問をくれた学生の好奇心を継続させるねらいがあります。


工夫点③カフェ参加者の目線をいれる

さらに、先生のリクエストで、
ペイフォワードカフェについて、
主催者の考えだけでなく
参加者の感想
を入れてみました。

これは、動画素材を用いました。

第6回で「ふくしのみらいデザイン研究所」様
に撮影いただいた動画です


この動画を少し流した後、ちょっと難しめのワークをいれました。
回答は、考えさせられる内容ばかりでとても面白かったです。


3.アンケート結果


前期の講義のアンケート結果を踏まえて、
後期の講義に活かしました。

アンケート項目は変わらず、講義を改良した結果。
さあ、アンケート結果はいかに...?!

講義満足度

▶︎2024年度前期の講義(32名出席)

大変満足している:81.3%
やや満足している:18.8%
どちらともいえない〜不満である:0%


▶︎2024年度後期の講義(26名出席)

大変満足している:84.6%
やや満足している:15.4%
どちらともいえない〜不満である:0%


ペイフォワードの理解度

▶︎2024年度前期の講義(32名出席)

そう思う:87.5%
まあそう思う:12.5%
どちらとも言えない〜そう思わない:0%


▶︎2024年度後期の講義(26名出席)

そう思う:88.5%
まあそう思う:11.5%
どちらとも言えない〜そう思わない:0%


満足度、理解度ともに、すべての学生さんが
プラスの回答をしてくれてるのは本当にありがたいこと。

その中でも、
後期に受講した学生のほうが満点の点数をつけてくれた数が多かったです。

よかった!

必須の記述式回答の文字数

記述式回答比較するのは難しいので
ここでは、単純に文字数の比較をしてみたいと思います。

▶︎2024年度前期の講義(32名出席)

「授業を受けて印象に残っていること・考えたこと・感想などを自由に教えてください。」の回答について
総文字数:1509文字
一人当たり:47文字


▶︎2024年度後期の講義(26名出席)

「授業を受けて印象に残っていること・考えたこと・感想などを自由に教えてください。」の回答について
総文字数:1464文字
一人当たり:56文字


一人あたりの文章量が増えていますね!!
どれも嬉しいコメントばかりです。

任意回答の回答割合

毎アンケートで、任意の自由記述欄を設けています。
こちらには、授業への感謝や、
項目では書ききれなかったことを書いてくれています。

▶︎2024年度前期の講義(32名出席)

13名回答
回答率:40.6%


▶︎2024年度後期の講義(26名出席)

12名回答
回答率:46.1%


前期に比べ後期の授業の回答割合が大きいという結果に。


4.まとめ


今回は、前期と後期の講義をアンケート結果から比べてみました。

回答数が、量的調査とするには少ないのと、受講者層にも違いがあるので、この結果をもとに結論づけるには些か弱い気もします。

とはいえ、

  • 受講生同士のワークを増やしたこと

  • 質疑応答場面をこまめに取り入れたこと

  • 話し手目線だけじゃなく、他者目線を加えたこと

これらの取り組みが、
満足度向上、理解度向上などにつながった可能性があります!

今後の課題としては、
この講義で

ボランティアやってみたい!
参加してみたい!
考え方大事にしたい!

と思ってくれた学生さんの気持ちを、行動につなげること

研修や講義デザインの本旨は、講義後の行動変容です。

そのあたりの設計、工夫でもう少しどうにかしたいなと思いました。

ということで、今回は、
アンケートの結果を振り返ってみました!

何かの参考になれば幸いです!

素敵なお手紙をありがとう。次回参加の学生さんに確実に届けます!


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一條仁@パラレルソーシャルワーカー
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