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#323 人は人でしか磨かれない


礼節が人を作る


礼節が人を作る
(Mannaers make the man.)


イギリスの格言です。

Stingの”Englishman in NewYork”
昔から大好きでした。
Spotifyのランダム再生で久々に流れてきて、いろいろ思い出しまして。

今日はぼくの思い出話。
ひとり語りをお届けします笑

ある出会い


Stingの名曲で思い出したのは、とある外交員の方との出会いです。

この方とは、国際フォーラムの誘導係のボランティアをやったときに知り合いました。
このフォーラムは、当時の玄葉外務大臣がいたり、各国の大使がいたりなど、VIPばかりが集うシンポジウムだったんです。

ぼくがこの方とお会いしたとき、マナーも何もわからない。
ただの勢いだけの意識高い系大学生でした。笑

当時、そんな自分をとても可愛がってくださり。色々と手厳しいことも言ってくれました。

仕事柄、初めましての人とコミュニケーションすることが多いからでしょう。
その方からは、とりわけマナーについては細かく教えてもらいました。

可愛がってくれたのが伝わっていた分、何を言われても素直に受け入れられたんですよね。

人は人でしか磨かれない


その日だけじゃなく、その後、ぼくが東京に行くたびに会う時間をつくってくださいました。

なぜそんなにぼくに良くしてくれるのか。親でも先生でもないのに、なぜですか?

尋ねたことがあります。

その時に言われたのが、

“人は人でしか磨かれない”。私は一條くんがこれから出会う多くの人の一人に過ぎない。通り道に過ぎない。綺麗に角をとってあげたほうがもっとスムーズに道を進めるよね。“

そんなことを言ってくれたんですよね。

その後、その方はオランダへ。
会うことはなくなりました。

このことば/経験から、ぼくは人によって磨くこと、磨かれることが人を大きく成長させる
のだと感じました。

とても感謝しています。

ニューヨークに住むイギリス人


Englishman in NewYorkの直訳は、
「ニューヨークに住むイギリス人」です。

Stingがこの歌に込めた想いは、

Be yourself no matter what they say
(誰がなんと言おうと自分を貫け)

に凝縮されていると思います。

どんな場所であっても、
どんな時でも、

自分自身を持って行動すること。

ここぞという時。
自分を貫いた態度・行動をとることはできていますか?

An Englishman in NewYork by Adobe Firefly

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