素敵な惚気ビール

2022年3月20日 10:26

「福繁食品麦酒醸造部」というクラフトビールメーカーです。香川県東かがわ市で女性醸造家ひとりでビール醸造しています。コンセプトは「楽しい時間を盛り上げるビール」「ビールが苦手な方にも飲んでいただきやすい入口のビール」です。

お知らせです。もともと醸造所での瓶販売は土日に行っておりましたが、今後数ヶ月は平日醸造長完全不在となります。ご用命の際は土日12時〜17時にご訪問ください。お問い合わせも、平日の場合は遅くなる可能性があります。ご了承ください。

年に一度、醸造の師匠や兄弟弟子さんたちと一緒に、醸造に関する研修会をやっています。醸造家だけでなく研究者、ビール関連ビジネスマンなど、メンバーも年々多彩になっております。

広報担当が帰る頃にはメインの研修会は終わっており、小休憩を挟んで懇親会が始まるタイミングでした。まだやってる人いるかな？リモート飲み会というやつです。ビール好きの会なので、皆さんの片手には当然ビールが（中には物足りないのか、日本酒の瓶という方も）。飲みながら話すのは、それぞれの商いの近況、今後の展望、醸造のオタク的な話も。皆さん一様に楽しそうなお顔、いいですね〜。

開業時期も拠点もパートナーとの関係も近しい兄弟子さんがいらっしゃいます。その方から醸造長にアドバイスのお言葉、「パートナー（つまり広報担当たる私）になんでも相談してください」だそうです。醸造長もその兄弟子さんも「段取りが苦手」なタイプ。兄弟子さんは奥様に相談すると、奥様が的確かつ具体的なアドバイスを返してくださるとか。ふたりの役割分担もうまく回って、今では前にも増して愛情溢れる関係になってるとか。

うーん、素敵なお話。弊社の場合は「広報担当が奥様ほど有能ではないかも？＆すぐ怒る」「醸造長が超絶マイペースで身内のアドバイスが耳に入らない」なのですよねー。兄弟子さんも言ってたけど「最後には奥さんの言う通りになる」は弊社でもあるあるですが、醸造長の腹に落ちるまで3年くらいかかる（そして同じことを他の人から言われたら）のですよねー。

兄弟子さん、奥様の誕生日のためにひとつ銘柄を作ったとか。副原料もふんだんに、儲け度外視の愛情たっぷり惚気ビールだそうです。「誰かのために作るビールは美味しいですよ！」とおっしゃっておりました。

いつか広報担当もそんなビールを味わえる日がくるのでしょうか!?

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文責：広報担当

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