【誰でもいい】上司に喋らせるべし!面談攻略法
みなさんこんにちは。
介護の仕事だけに関わらず、会社員は上司との面談が年に1回、または数回あるかと思います。
ちなみにぼくの法人は年に1回職員面談というかたちで行っています。
面談の意味
みなさん上司との面談で何を話しますか。
通常、面談とは日頃の業務での悩みや、ライフワークバランスはどうか、どのように仕事をしたいのかなど、職員に聞き取りをする場となっている職場が多いのではないでしょうか。
ぼくの職場は基本そんな感じです。
1年溜まった愚痴の捌け口
ぼくの周りの職員に面談の話を聞くと、多くの人が職場でのことを愚痴り、バァーーーーーーっと吐き出して
上司が
「そうだよね。大変だよね。頑張ってるよね。」
と声をかけてくれるそうです。
あ、ちなみに根本的には何も解決に向けて動いてくれません。
上司に質問しまくる
ぼくは今年の面談で上司に質問をしてみました。
その質問とは
①今年度ぼくに求めているものはなにか
②これからどんなことを期待しているのか
③ぼくのキャリア形成を長期スパンでどう考えているのか
という3つです。
①のぼくに求めていることに関してはすごく断片的で、そこだけ?という感じの答えでした。
具体的には、〇〇さんという職員が人間関係で困っていて、いまいるメンバーだとなかなか働いているのが難しそうだから、あなたなら何か変えられると思った。
という内容でした。
ちなみに、その○○さんはぼくが異動し早々に退職しているので、現在ぼくに求められていることはありませんww
②のどんなことを期待しているかについては①と同じ回答でした。え。
はい。もうぼくに今年は求められていることはありません。
③のキャリア形成については
「まぁね、やっぱり男性だし、今後、ん~どこかのタイミングでね、そうゆうね、いまでいう、係長とか、ね、いつのタイミングかってゆうのはね、具体的にね、言えないんだけど・・・まぁ、そうだね、そうゆうところに行ってもらいたいな。とは思っているよ」
はい。何にも考えてないですよね。
誰にでもそう言ってますねこれ。
それでは、それに向けていまぼくの課題は何ですか。
と聞き返すと。
「そうだね、まぁ~いまはいろんなところでそうやって、経験をして、こう~まとめる力とか、つけていったらいいんじゃないかな」
うん。そうゆうことです。
僕じゃなくても誰でもいい
おそらく、上司は面談で相手がしゃべるだろうと思っていたと思います。
ほとんどのケースがそうなんです。
ぼくも別に困らせたかったわけではありませんし、単純に聞きたかったし、それによって求められていることが明確になれば、ぼくの行動も変わっていくわけですから必要な情報だったんです。
しかしここではっきりしてしまいました。
「あ、何にも考えてなかったんだ。誰でもいいんだ」と
面談の必要性
ぼくの職場では
「面談意味ない」
と多くの職員が言っています。
それは、言っても何もしてくれない。
という言い分です。
ぼくはそれは違うと思います。
何もしてくれないんじゃなくて、自分が変わろうとしていないし、人のせいにして自分の周りの問題を解決してもらった方が楽だから逃げているんだと思います。
つまり、双方に機能不全だし、双方にやる気0だということです。
上司は自主性に任せる。
部下は何もしてくれない。
お互いに相手が変わるのを待っているんです。
面談からできること
上司は面談をして何をするべきなのか。
それはシステム改善です。
1人1人の話を聞いて、それは大変だったね。頑張っているね。
と言うのは簡単です。
しかし、その1人が言っていることをその人のために一つ解決して
「よし、やった」
となっていたらきりがないです。
つまり、手を動かすのではなく、頭とシステムを動かすべきなのです。
面談で何十人という職員から聞き取りをして、まずは分析です。
いま職員が抱えている問題としてこうゆう傾向がある。
こうゆう傾向があるということは、今後このような課題が出てくると考えられる。
業務フローを見直して、ここを改善すれば全体的に出ている問題や課題が解決できそうだ。
これが上司のやるべき仕事です。
まぁ、しかしながらこれくらいできる優秀な上司と巡り合うことは難しいので、自分が変わることを1番に考え行動しましょう!
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