心療内科の先生と悪夢に関して

今日は心療内科に行ってお医者さんと話していた.「悪夢が酷くて,薬を飲み始めてから1日を除いて全ての日に悪夢をみています.受験に追われる夢とか,バイクで事故りかける夢とか…」と話すと,先生は「僕は未だに単位が足りない夢をみるよ.寝る前に頭をリラックスさせるのが悪夢を避ける方法です」と笑いながらアドバイスをくれた.先生に「何かリラックスする方法はある?」と聞かれ,「本を読むとか...?あと,ナ、ナショナルジオグラフィックを観るとか………」と私は言ったが,ナショジオはほとんど見たことがなかった.なぜあのような嘘を言ったのか不明だけど,なんとなくナショジオをみたいとは思っていた,ような気がする.

私がみる悪夢にはいくつかのレパートリーがある.受験の夢は鉄板だ.今朝は推薦入試をしたことないのに推薦選抜に落ちた夢をみた.あとは遅刻の夢,バイクで事故る夢,笑いどころがわからない猥雑なバラエティ番組が延々頭の中を流れる夢などだ.最近連続してみている悪夢は,律儀にも重複が無く,そろそろ悪夢のレパートリーも尽きてきたころである.

先生は「スピリチュアルな意味合いではなく,夢は自身の内面を反映しているよ.寝る前にそのことを考えていると,それが夢に現れる.だからなるべく楽しいことを考えながら眠りにつくと,ラッキーならその夢が見られるかもね」と言った.私は夢占いが大好きで,夢をみてその内容を覚えているときは,必ずと言っていいほどその内容をググるのだが,それは夢占いが単なる占いよりも自身の内面を反映しているような気がするからだ.そういえば2月頃に汚い便所で真っ黒な血尿が出る夢をみた.調べると,心身や精神の疲れが原因のようだった.自律神経失調症で休職している現状を踏まえると,あの夢は自身の状態を反映していたのかもしれない.

先生曰く,夢はある程度眠りが深くないとみないらしい.夢をみてるということは前よりも眠れている,ということだそうだ.確かに以前はそこまで夢をみなかったような気がする.特に緊張するプレゼンの前は、滅多にみなかった.気絶するように眠りに入り,アラームの音で目覚める.そう考えると,今の悪夢だらけの生活の方が,もしかすると人間らしい生活なのかもしれない.



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