【ネタバレ注意】シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観てきたよ〜という殴り書きレポ
※新劇全部とその他ちょろっとしか履修していません。また、壮大なネタバレを含みます。ご注意ください。自己防衛お願いします。
小学生のころ金曜ロードショーで見た新劇場版エヴァンゲリオンにハマり、親に頼んで連れていってもらったQ。最初から最後まで訳がわからず終わったQ。人類補完計画のポケットファイルを児童会の書類入れに使ってたら顧問にめっちゃ話しかけられて大盛り上がりしたあの頃のわたし。ドラストでサンテのPOPをもらって大事にファイリングしてたあの頃のわたし。もう成人しました。お酒が飲めるよシンジくん。エヴァファンは待つことに慣れているので決して離れていくことはなかったよ。他ジャンルも推しているので相対的な遠のきはあったかもしれないけど、頭の片隅ではシンエヴァ早く観たいなあと思い続けてきたよ。
ついに迎えたシン・エヴァンゲリオン劇場版:||公開日、3/8 6:30。初日に観るかどうかうんうんと悩み続けた結果7:45の回でシンエヴァを浴びようと決意しドタバタと準備。上下黒の服でかっこよく。パープルのシャドウ、グリーンのラメで初号機を意識したメイク。アイラインと眉毛が大優勝。朝から最高。
しかし、ここでわたしは大きなミスに気づく。現金がほぼない。映画館のショップは現金決済がほとんど。グッズ買うお金ない。そしてこのショッピングモールは現在映画館しか開いていない。ATMで現金が降ろせない。上映時間まであと10分。朝一で買いたかったグッズたちを諦めスクリーンに向かった。
これはこれからシンエヴァを浴びるみなさんにお伝えしたいのですが、現金をちゃんと用意して上映前、グッズがなくなる前に購入することをおすすめします。
上映前に買お〜とか思ってたグッズが上映後になくなってるとほんとに悲しいので。悲しかったです。
さて、そろそろ本題。作品を観てきた感想。項目ごとにべべっと書いただけなのですごく薄いし、項目のつながりもオチもないです。
まず、冒頭にちゃんとこれまでの新劇のおさらいをしてくれるのやさしかった。上映時間1時間前に行こ〜って決めたのでおさらいとかしてなかったけど、おさらいのおかげで記憶を呼び戻すことができた。ちゃんとエヴァの頭になってから本編を楽しめました。やさしい。
本編入ってすぐあたりからマリちゃんがずっと歌を口ずさんでた。かわいい。マリちゃん大好き。飄々としつつもやる所はやる人大好き。マリちゃんが迎撃したNERVの機体、見覚えあるな〜って思ってたらあれだった。ヤシマ作戦で使ったポジトロンスナイパーライフルと超高圧通常変圧器っぽいあれ(違うかもしれない)。もう大感動。「ゼミでやったやつだ!!」とテスト中に歓喜する某通信教育のチラシに登場する学生のような気持ちになりました。と同時に、ほんとにNERVとやりあってるんだな…………と思い知らされたというか、再認識。
シンエヴァではQの続きでアスカちゃん、アヤナミレイちゃん、シンジくんがてくてくと歩いてとある村に身を置くことになるのですが、そこで感動したのはトウジくん。トウジくんお医者さん(独学)なってたんだね〜!サクラちゃんがヴィレでシンジくんの管理担当医官やってるのも相まって(?)より感動。なんで感動したかわかんないけど感動。
あと相田くんがビデオカメラ持ってるの健在で安心した。
シンジくん、序盤はずーっとすべての行動が受容的で、全く喋らなかった。Qで自分のやることなすこと全部が誰かを不幸にしてしまって、生気を失ってしまって、もう自分から何かアクションを起こすことが怖くなっているような感じ。あまりにも喋らないのでシンジくんが意味のある言葉を発するまでの時間をちょいちょいチェックしてたら、ようやっと言葉を発したのが上映開始から約1時間後(ちょいちょい様子を見に来てくれてたアヤナミレイに周りが自分に優しくしていることに対して「なんでみんな優しくするんだよ!!!!!!!」みたいな感じで感情を出すところ。)主人公がこんなに喋らない作品ある?ないよ なかった わたしは見たことない
だからこそ、緒方恵美さんの「ずっと思っていたことをようやっと発する」表現が際立っていたように感じた。ずっと何もかもをスルーしていたようで、まわりが喋っていることや、まわりが自分に施してくれたことはしっかりと受け入れていたからこその悲痛な叫び。あのセリフひとつで考えすぎかもしれないけどそれがすごく印象的だった。
しばらくシーンは飛んで、ミサトさんと加持さんのこと。わたしは加持さんが(というか山寺宏一さんが)大好きなのでニアサードインパクトを阻止するために犠牲になったと知った時はほんとにショックで思わずヒュッッッとなってしまった 受け入れられなかった 受け入れたけど
というか破の時点でミサトさん妊娠してたの知らなかった!!!!!!おめでと!!!!!!!!破のときお酒めっちゃ飲んでたけど大丈夫そ???(心配)お子さん元気そうでよかったよ!!!!!!!!!!!!!!
も〜ほんとに 幸せと不幸が同時に来て情緒が大変だった。
なんか色んな種とか保管してるアレ(名前忘れた)のシーンとか、ちょいちょい画面に出てたスイカの箱でもう泣きそうだった。スイカが涙のトリガーになることある?ないよ(反語)シンジくんも土の匂いを嗅いで加持さんを思い出しててもう……ほんとにもう……………………
種とか保管してるアレが最後の方でヴィレのアレから射出される時に形がちょっと変わったんだけど、それがタンポポの綿毛みたいでそれも狙ってデザインされてるんだろうなとひとりで納得してた。
ミサトさんとゲンドウの親観(親観?)が似ているのもおもしろかった ミサトさんはゲンドウと同じで「子供と合わない(関わらない)ことが最善である」という考え方。我が子とは一切会わないけどヴィレとして全力で我が子を護るミサトさんマジかっこいいし、時折見せる母の表情がやさしくてマジ母(マジ母) でも、NERVとヴィレがドンパチするところでは変わらず無茶をするミサトさん 「タイマン上等!!!」で惚れた
NERVとヴィレがドンパチするシーン、マリちゃんとアスカちゃんで協力してくんだけどほんと〜〜にかっこよくてかわいくてプリキュア。ぷいきゅあがんばえ〜とライトを振りたかった あれはプリキュアだったしそれを見てるわたしは幼女だった ほんとにかっこいい
親子喧嘩()のシーン。予告映像で初号機が2体で取っ組みあってたあのシーン。シンジくんは最初筋肉で解決しようとする。ヤシマ作戦で守った場所、学校の教室、レイの家、ミサトさんの家と次々と場所が変わりながら戦闘が進むのおもしろかった。その後、それまで避けてきたゲンドウとの直接の対話を図る。人類補完計画の目的(というかゲンドウの願い)を聞かされた時、シンジくんが激昂しなかったところでシンジくん大人になったな〜と思った ユイはシンジくんのお母さんだしお母さんに会いたいという気持ちがあったからかもしれないけど……
そろそろ疲れてきたのでまとめると、
すごいよかった!!!!!!!!!!!!!朝早く行ってよかった!!!!!!!
誰だってひとりぼっちは寂しいよね、っていうのを何度も感じる作品でした。
友人ともう一度浴びるのが楽しみだし、2回目浴びて気づいたこと思ったことを追加していきたい🍉🍉
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