![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8223154/rectangle_large_type_2_b204394ec7cb50bd91e03ccac46afeba.jpg?width=1200)
「最高の休息法」を読んで 17 ムーブメント瞑想を日常に
マルチタスクに由来する自動操縦状態を解除し、リラックスと集中とを同時に高めるうえで有効なのがムーブメント瞑想。
こちらは呼吸ではなく自分の身体の動き(ムーブメント)を意識の錨にする方法です。
グーグルの社員研修プログラムSIYでも実践されている典型的なムーブメント瞑想に歩行瞑想があります。
最初はできる限りゆっくりと、亀のようなスピードで歩きながら
・脚の筋肉や関節の複雑な動き
・手の動き
・足が地面を蹴る感じ
・それらが連動している様子
などを1つずつ細かく意識します。
しばらくするとここでも脳がいつのまにか自動操縦モードに切り替わり、歩行以外のことを意識し始めます。雑念に流されていることに気がついたら呼吸法のときと同様、ゆっくりと身体の動きに注意を引き戻しましょう。
すぐに注意が逸れる場合、ここでもラベリングを組み合わせると効果的です。
脚の動きに合わせて「左」「右」とか、「上げる」「下げる」と心の中でつぶやくのがおススメです。
さらに服を着るとき、歯を磨くとき、車を運転するとき(くれぐれも危険のないように注意)のような日常のアクションにも応用が可能です。
出勤の際など、自宅から勤務地までの間、「玄関のドアを開けたら歩行瞑想を開始」など日常のルーティーンのなかにきっかけをつくっておくと習慣づけが容易になります。
いいなと思ったら応援しよう!
![道中を楽しむ者(道楽者)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100106492/profile_e5ccd4962564af35b3adf628dc70436f.png?width=600&crop=1:1,smart)